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警告:3歳児を灼熱の車に置き去りにした母親

毎年この時期になると、屋外に駐車中の車内に子どもが置き去りにされるという痛ましい事件が発生します。車内に置き去りにすることへの危険性は広く知られているはずなのに、一体どういう親がこんなことをするのか、なぜこんなことになるのか、誰もが思うことでしょう。アメリカ人で5人の子どもの母、エイミー・アモスも、車内に置き去りにされた子どものニュースを耳にするたびそう思っていた1人でした。ところがある日、エイミー自身が我が子を車内に置き去りにしてしまったのです。自身のブログで一体どうしてそんなことが起こったのかを綴っています。

 

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「もうすぐ4歳になる息子が車のドアを開けられないことに今日気がつきました。息子はなんでも自分でできて、力もあって賢い子です。でも息子は車のドアを開けることができなかったのです。

今日、私は子どもたちをプールに連れていきました。家に着くと、息子たちのシートベルトを外して車のドアを開けてあげました。私は両手に荷物を抱えていて、双子を妊娠していたのでトイレに駆け込まなければならない状態でした。息子はいつもマイペースで、アリの行進を観察しながら家に戻ります。この辺りは安全な住宅街で、息子は走ってどこかに行くような子ではないし、上の子と一緒で1人ではありませんでした。

 

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10分経っても息子の声が聞こえないことに気がつきました。上の子たちは家の中を走り回っていて、私はおやつのサンドウィッチを作っている最中でした。トイレに入っているのか、iPadでビデオでも見ているのか、家の中を探しましたがどこにもいません。車の中にいたのです。

車のドアは閉まっていました。息子は汗だくでガラスに顔を押し付けて泣いていました。家に着いてから10分の間に車に閉じ込められていたのです。息子は一旦車から出たものの、サンダルを車内に忘れたと思って座席の下を探していたそうです。上の子は、車のドアを開けっ放しにしていてはいけないと思い、ドアを閉めたのです。

 

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息子は自力でドアを開けることができず、泣き出しました。でも誰にも泣き声は届かなかった。

これを読んでいるあなたもきっと私と同じように、絶対子どもを車内に置き去りになんかしない、そう思っているでしょう。でも子どもは不意に閉じ込められてしまうこともあるのです。簡単に起こってしまうということが今ならよくわかります。息子の姿が見えなかったあの時、きっと昼寝でもしているんだろうと思い込んでいたら、発見はもっと遅くなったでしょう。実際、私の知人の4歳児は車に閉じ込められ、発見された時には手遅れで命を失いました。

幼稚園に通い始めると、子どもはできることをどんどん増やしていきます。でもできないこともあるのです。車のドアを開けるというのもそのひとつ。上の子たちには、子どもやペットが熱い車の中でいかに早く命を失ってしまうか、ドアを閉めるときは中をちゃんと確認するように教えました。

 

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明日、息子にどうやって車のドアを中から開けるか、車から出られなくなったら誰かが気づくまでホーンを押し続けるように教えます。チャイルドシートを自分ではずす訓練もします。

避難訓練や水泳を習うように、車から自力で脱出する方法も教えなければなりません。命にかかわることなのですから」

 

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真夏、屋外に駐車中の車内の気温はあっという間に70℃にまで上昇します。幼い子どもやペットにとっては、ほんの数分でも命取りになります。自分は絶対に子どもを置き去りになんてしないという過信は、不慮の事故を招きかねません。いざという時のために、車から出る、ホーンを鳴らすなどの訓練しておきたいですね。