役作りでガリガリに痩せてしまった役者。しかし35日後のあまりの姿に腰を抜かす。

飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している若手実力派俳優・鈴木亮平さんを知っていますか?日曜日午後8時の大河ドラマ「西郷どん」でその勇姿を目にしている方も多いのではないでしょうか。 何と言っても鈴木さんの特徴と言えば、そのたくましい体つき。186センチの長身とがっしりとした体格は、同じく大男として知られる西郷隆盛を演じるのにうってつけと言えるでしょう。

しかしそんな鈴木さん、これまでのキャリアの中で過酷な肉体作りをしていたことご存知ですか?

鈴木さんが脚光を浴びるきっかけとなった作品は、漫画が原作の「変態仮面」(2013)。そのパンティ一丁という衝撃的なビジュアルを実写映画で体現するため、鈴木さんは過酷な筋力トレーニングを敢行。まずはたくさん食べて筋肉も脂肪も増やし、その後脂肪だけを削ぎ落とし、ムキムキボディを作り上げました。しかしそれだけでは色気が足りないと思い、さらにプリプリの脂肪も少しだけつけ、撮影に臨んだそうです。このあまりの再現度の高さに、映画は原作ファンからも熱狂的に支持されました。

 

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続く「TOKYO TRIBE」(2014)では、ギャングのボスを演じるため、「道で一番会いたくない人間」をイメージしながら肉体を作っていったそうです。1日8食、朝、昼前、昼、おやつを2、3回、夕食、夕食後のラーメンを食べながら週5回のトレーニングに励み、筋肉も贅肉もたっぷりついた貫禄のギャングを体現しました。

しかし本当にすごいのはここからです。鈴木さんの役作りが世間を騒がせたのはTBSドラマ「天皇の料理番」(2015)でした。病に冒された役を演じるため、過酷な減量に挑戦。4ヵ月間「キャベツ納豆」を中心とした生活を行い、鍛え上げられた肉体は何処へやら、本当に病床に臥している人のようにやせ細ってしまいました。結果体重は20キロも減ってしまい、ちょっとしたことですぐにイライラするようになってしまったと述懐しています。しかしこの難しい役に挑んだ甲斐あって、その役者魂は世間からの注目を惹きつけることとなります。

しかしここでまだ難題が降りかかります。次の映画「俺物語!!」(2015)では、屈強な高校生を演じなければならなかったのです。準備期間は、わずか1ヶ月ほど。ガリガリにやせ細ってしまった肉体を、ウェイトトレーニングと菓子パンを1日10個食べることによって急速にムチムチにしていきました。その時イメージしていたのは、オスゴリラ。寝ている間にもアラームで1回起きてお腹いっぱい食べて寝るという過激な肉体改造に取り組み、4月8日から5月15日というたった1ヶ月強の間に体重を30キロも増やし、当時32歳にして屈強な15歳を演じ切りました。実写化は不可能と思われていたこの漫画だけに、観客は熱狂に包まれたことでしょう。

 

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キャリアは波に乗り、ついに大河ドラマの主役にまで抜擢された鈴木さん。もちろん、そこでも肉体作りにはこだわります。相撲のシーンを演じるために、撮影が始まる前から早稲田大学の相撲部で何度も稽古を繰り返していたそう。結果、ジム通いのモダンな「引き締まった身体」というよりは、その時代背景に合わせて適度に脂肪の乗った絶妙なバランスで体現したその西郷隆盛像は、多くの人を惹きつけています。鈴木さん曰く、今まで史上最高に「重い」体なのだそうです。

いかがでしたか?この役作りに対する姿勢に、和製デ・ニーロの呼び声も高い鈴木さん。恵まれた容貌にも関わらず、あくまでも役者としての中身で勝負しようとするその姿には尊敬の念を覚えます。鈴木さんは他にも高校時代にアメリカ留学していたり、ドイツ語スピーチコンテストで優勝していたりと何かと多才な人。これからの活躍も期待しています!

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