赤ん坊の体に閉じ込められた23歳インド人

マンプリート・シンは、約11ヶ月と異常に長い間母親のお腹に入っていましたが、1995年インドのパンジャーブ県マンサに無事誕生します。 つやつやした黒髪の美しい男の子の赤ん坊は、生まれ落ちた時点ではなんら変わったところはありませんでした。

しかし、6ヶ月経った頃マンプリートの体は成長を止めてしまいます。そして20年後の今でもマンプリートの体は生後6ヶ月の頃から大きくなっていないのです。身長58cm、体重は7kg。23歳のマンプリートは赤ん坊の体の中に閉じ込められているのです。

Youtube/Barcroft Media

ホルモンの成長を阻害する珍しい遺伝性疾患、ラロン型低身長症ではないかと言われているマンプリートは、話ことも歩くことも、1人で立ち上がることさえもできません。マンプリートの叔父や叔母がどこに行くにも必ず抱いて連れて行きます。

「マンプリートは幼い子のようによく笑い、泣いたりすることはありません」叔父のカランビアは言います。「身振り手振りでのコミュニケーションは多少でき、客人が来れば握手をして座ってくださいというようなジェスチャーをします」と叔母のラク ゥインダー。

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マンプリートの元には毎日多くの人々が訪れます。敬虔なヒンドゥ教徒が多く暮らすこの地域では、マンプリートは神の化身だと考えられているため、加護を求めて道ゆく人までがマンプリートを崇めにやってくるのです。

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一家には、マンプリートに専門家の診断を受けさせる金銭的余裕はありません。しかし寄付がもう少し集まったら専門医のもとを訪れたいと望んでいます。マンプリートが実際にラロン型低身長症だったら、現在のところ治癒の見込みはありません。しかし寿命はさほど変わらないそうです。つまりマンプリートは今後も、赤ん坊の体のまま年齢を重ねていくのです。

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「彼の運命を受け入れるしかありません」マンプリートの従姉妹は言います。「私たちはマンプリートがいてくれて幸せです。彼の笑顔でみんなの心が明るくなります。小さな喜びの塊のようなマンプリートが大好きです」

この動画でマンプリートのストーリーをご覧いただけます(英語):

身長58cmのマンプリートは、世界最小のひとり。いつも明るく小さな太陽のような存在のマンプリートは、家族や地域の皆に愛されて暮らしています。
出典

Daily Mail 

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