「あと余命2時間」と宣告された母のアンビリーバボーな体験。

生まれたときから心臓に2つの穴が開いていたケイ・デューハースト。彼女は英国・ウィルトシャー州にある街マールボロに住む45歳の主婦です。 6歳の時に心臓の手術を終えてからというもの、健康に問題はなく4人の子供にも恵まれ、家族と幸せな毎日を送っていましたが、5年に1度の定期検診だけは欠かさず受け続けていました。

これまでの検診でケイの体調に異常が認められることはなく、「普段、体調はどうか」といった雑談のような話を医師とするだけでした。しかし2017年6月に受けた検診のあと、医師はケイに突然彼女の余命を宣告したのです。

当時を振り返ってケイはこう語ります。「正直なところ、『もう定期検診なんて必要ないかもしれない』とまで思っていました。でも、6月に受けた検診の時、医師の様子が明らかに異なっていたんです。そして医師から『心臓の機能が低下していて、余命はあと2時間ほどと言われました。驚いたどころではありません。」

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ケイに同伴していた夫のマイクは、医師から、ケイの心臓が通常の1割しか機能しておらず、ほぼ停止寸前であることを知らされます。ショックで妻にかける言葉さえ見つからなかったマイクは、それでもなんとか子供たちに最後の挨拶をさせてあげようと必死で家族に電話をかけました。その様子をみていたケイは「夫が私に別れを告げにきてくれとみんなに電話している様子をみて、目の前で起こっていることが信じられませんでした。ただただ恐怖でした。なぜなら、私たちの住む家から病院までは、どうやっても2時間半ほどかかるからです。その時間が私の余命だと医師に告げられていたのですから」と語っています。

父から突然の知らせを受けた長男のダニエル(28歳)、次男ケーン(19歳)、そして長女のシャーロットは急いで病院へと駆けつけました。まだ幼い末っ子のコービンだけはケイの要望で、病院には連れてこられませんでした。愛する子供たちと最期のお別れをするケイ。きっと頭はパニック状態だったはずです。夫のマイクに「土葬か火葬か、どちらにするか」と訊かれたときも、絶句してしまったとケイは話しています。

余命2時間という悪夢の体験をしたケイですがその後、奇跡的に数時間と宣告された余命を乗り越え、その夜もなんとか持ちこすことができました。なんとか一命をとりとめたケイを見た医師らは、彼女を心臓移植の希望者リストに載せることを決定。それから9ヶ月後の2018年4月に適合するドナーが見つかり、心臓移植が行われたのです。

American, Gabonese medical professionals partner during MEDRETE 17-4

手術は無事成功し、それから3週間以内にケイは退院することができたそうです。今は自宅で療養中とのことですが「今だに自分の身に起きたことが信じられない」と話しています。もしあなたが余命2時間と宣告されたら、最期の時を誰と過ごしますか?

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