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会議に遅れたスペイン人を注意した しかし返って来た言葉に反論できなかった

こんなジョークがあります。「世界的な音楽コンクールがあった。開始1時間前に日本人とドイツ人が到着した。10分前、イギリス人が現れる。開始時刻丁度にアメリカ人が間に合う。5分遅刻して、フランス人がすべりこむ。15分遅くイタリア人が現れる。30分以上たってからスペイン人がようやく到着する。ポルトガル人がいつ来るのか誰も知らない」

ジョークが示しているように、日本人の時間に対する正確さは世界的によく知られています。一方スペインなどのラテン系の人々は時間にルーズと思われているようです。しかしそれは本当でしょうか?

スペイン人のTwitterユーザーSeñor Brunsさんが投稿したツイートは大きな注目を集め、たった数日で約16万回もリツイートされ、40万ものいいねがつきました。そのツイートは以下のようなものです。

『俺スペイン人だから、1分2分遅れたら「さすがスペイン人」とか「ラテン系は時間守らない」と日本人によく言われますね。日本人は自分は時間を守る1位国だと思ってるけど、日本人はスタート時間しか守らない。5時半に終わる予定会議は7時半までに延長すると、俺にとって5分遅れるより酷いと思ってる。』

確かに言われてみれば、日本では遅刻には非常にうるさいものの、終了時間を過ぎて会議を延々と続けても文句は言われません。しかし「時間を守らない」という意味では、終了が遅くなってしまうのも遅刻と同じくらい悪いことなのでは

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このスペイン人の問題提起、日本人にとっては実に耳の痛い話ですが、「よくぞ言ってくれた!」と擁護ツイートが相次いでいます。

「んでその残る理由が、周りが残ってるからとか、残って仕事むちゃくちゃ頑張ってますっていうアピールの為ですもんね 狂ってますわ」

「早く終わる努力してない、会議に出席してるだけの無能が、文句言うなとは思う。」

「労働時間が長いことが頑張りだと思っている時代遅れの会社に関わると疲れますね。」

いかがでしたか?もちろん、会議が無駄に長いから遅刻しても良いということではありませんが、長時間労働が常に問題になっている日本で、このスペイン人の発言をくだらない屁理屈だと一蹴する事は出来ないのではないでしょうか。みなさんはどう思いますか?

プレビュー画像:©︎Media Partisans