【ビーチで拾った不思議な漂流物の恐ろしい正体】スペイン船の財宝かと期待したら…あやうく命を落とすところだった

ビーチの魅力は海水浴客で賑わう夏だけとは限りません。浜辺で砂遊びをしたり、波の音を聴きながら散歩やジョギングしたりと、季節を問わずビーチは人々を引きつける魅力に溢れています。

浜辺を散策して打ち上げられた貝殻やシーグラスを拾い集めるのが趣味という人もいるのではないでしょうか。最近では海岸に打ち上げられた貝殻や流木、シーグラスなどの漂流物を収集する「ビーチコーミング」が注目を集めています。

米国フロリダ州在住のジェイニー・ウィルソンもビーチコーミングを趣味とする1人。この日も地元ベロビーチの海岸でめぼしい漂流物を探していたジェイニー。ふと彼女の目に入ったものは、不思議な円形の物体でした。

拾いげてみると、かなりの重さがあります。もしかしたら、大航海時代か近世に沈没したスペイン船の錆び付いた金属皿かも…ジェイニーは、お宝発見の期待を胸に自宅に持ち帰りました。

表面に張り付いたフジツボなどを取り除くため、リビングの水を入れたクーラーボックスの中に浸し続けること、9ヶ月。ときどき擦ったり、水を替えたりしては表面にこびりついた汚れを落とそうと努力していました。

しかし、ついにこの謎の物体の正体が明らかになります。今年1月7日、ジェイニーが謎の物体を発見したビーチで、再び不思議な円形の物体が見つかったのです。

ジェイニーが発見したものよりも付着物が少なかったことから、物体の正体はすぐに明らかになりました。謎の物体の正体…それは第二次世界大戦で使用された地雷。不発弾なので当然、爆発の可能性もあります。

発見者の男性が投稿したSNSを見たジェイニーの友人によって、ようやく「謎のお宝」が地雷だということを知ったジェイニー。当然、顔面蒼白です。お宝どころか、命を奪いかねない危険な代物を大切に9か月間自宅リビングに寝かせていたのです。

ジェイニーはすぐに警察に通報し、駆けつけた爆発物専門家によって地雷は無事にリビングから撤去されたそうです。

今回地雷が相次いで発見された理由として、第二次世界大戦当時ベロビーチ付近に軍隊施設があったためだと考えられています。

それにしても地雷を9ヶ月も自宅リビングに置きっぱなしにして、たまにゴシゴシ擦っていたなんて…危険すぎます！お宝だと思いきや、実は命をも脅かす超危険物。爆発しなくて本当に良かったですね。

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