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2児の父は、別れた元妻の誕生日を毎年祝い続けた。なぜそんなことをするのか知ったら、驚かずにはいられない。

離婚、それはかつて永遠の愛を誓いあった人との別れを意味するだけでなく、ときに家族の崩壊や軋轢にまで発展する場合もあります。

昔は誰よりも好きだったのに、離婚を心に決めた途端、同じ空間にいるのもイヤになってしまう…そんな人が少なくない中、「元妻の誕生日にプレゼントを持っていく」ことをFacebookに投稿したひとりの男性が、大きな注目を浴びています。

彼の名はビリー・フリン。アメリカ・ボストンに暮らすビリーには2人の息子がいますが、毎年息子たちの母親にあたる前妻の誕生日が来ると、誕生日プレゼントを渡しにいくと言うのです。ビリーがそうするのには、ある意外な理由がありました。まずは、こちらから彼の投稿をご覧ください。

「今日は元妻の誕生日です。そこで早起きをして花束と誕生日カード、そして誕生日プレゼントを持って、元妻の家に向かいました。彼女がまだ寝ている間に息子たちと一緒に彼女の朝食の準備も忘れずにしました。毎年していることですが、このことを話すと『なぜ元妻の誕生日をわざわざ祝うんですか?』とよく訊かれるので、この場を借りてご説明します。

私には2人の息子がいます。父親である私は、常に彼らのお手本であるべきですが、それは元妻との接し方をとってみても同じことです。私が息子たちの母親とどう接しているかは、後に彼らが女性とどのように接していくか、また、彼らが将来色々な人と人間関係を築いていく上でも、大きな影響を及ぼすはずです。

私は離婚しているからこそ、その責任をより一層感じるのです。もし、あなたが人と向き合うなかで、その態度や振る舞いに問題があったら、子供はそれをお手本にしてしまうでしょう。だからあなたの感情は二の次で、まず子どもの将来を考えることを提案します。

優しい男性を育てて下さい。そして、強い女性を育てて下さい。今、世界はそんな人間を必要としています。」

ビリーのこの投稿には、すでに73万件以上の「いいね」が寄せられ、21万回以上もシェアされるなど大きな反響を呼んでいます。

さらに「人間として尊敬します。わたしの両親もあなたみたいにお手本になってくれたら良かったのに」、「息子さんたちだけでなく、世界中のすべての男性のお手本ですね!」といったものまで、実に様々なコメントが寄せられています。

離婚の理由は、もちろん人それぞれ違います。ビリーのようなケースは稀かもしれませんが、少なくとも息子たちのことを思って行動を起こした彼の心意気は、称賛に値するのではないでしょうか。みなさんはどう思いますか?