地毛も下着もチェック…生徒たちを苦しめる形骸化したブラック校則の数々

みなさんが通っていた、もしくは通っている学校にはどんな校則がありましたか?アルバイトが禁止、茶髪がダメ、ケータイ持ち込み禁止など、様々なルールがあったことでしょう。 もちろん多くの校則は、学校内の風紀を保ち、生徒たちに健全な学生生活を送ってほしいという教育指針に基づくもの。しかしそれだけでは片付けられない、不可解な校則が話題になっています。

 
 
 
 
 
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2017年10月に大阪府内の公立高校に通う女子生徒が、生まれつきの茶色い髪を黒く染めるよう学校から強要されたとして、大阪府に対し損害賠償を求める訴えを起こしました。この勇気ある訴えが火付け役となって、理不尽な校則に対する関心が一気に高まりました。

これを受け、大阪府教育庁は府立学校の校則の見直しを決め、古い校則の一部が廃止されています。廃止された校則の中には、「アイパー禁止」「下駄禁止」など、今の時代にそもそも誰もやっていないだろうとツッコミを入れたくなるような時代遅れな校則がずらり。これらの校則は「ブラック校則」と呼ばれ話題になりました。

 
 
 
 
 
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現代に合わせて、理不尽なルールは徐々に減ってきたかと思われていますが、実情はそうではないようです。調査からも、東京都立高校の約6割で、髪の毛が茶色だったり縮れていたりする生徒に対して、それが生まれつきのものであることを示す「地毛証明書」を提出させていることも明らかになっています。また別の調査によると、日本高校野球連盟に加盟している高校のうち髪型を「丸刈り」としているのは、2003年が46.4%であったのに対し、2018年には76.8%と何と減るどころか増加していたのです。

また学校によっては、いわゆる「置き勉(教科書などの勉強道具を学校に置きっ放しにすること)」を禁じていますが、これも生徒たちの大きな負担になっています。教科書や部活道具全てを持ち帰った場合、その重さは20kg近くにもなると言われており、荷物のあまりの重さに腰を痛めてしまう子供もいるのです。

YouTube/queseraserakuma

さらに極端な例もあります。ある学校では下着の色まで指定されており、男性教員によるスカート丈や下着チェックが行われていたとの証言もあり、これは生徒指導と称したセクシュアルハラスメントと言ってよいでしょう。

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その他にも、

  • どんなに寒くてもマフラー禁止(自転車に巻き込まれる可能性があるため)
  • 通学時に水分補給禁止(飲み物持参禁止のため)
  • ポニーテール禁止(うなじが見え、男子生徒が欲情してしまうため)
  • 街では女子と男子は1メートル以上離れなければならない(恋愛禁止のため)
  • 校長の銅像に挨拶(敬意を示すため)
  • 校内でのハイタッチ禁止(理由不明)

…などかなり理不尽と言えるような校則が蔓延しているのが現状です。

 
 
 
 
 
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このように合理性を欠くブラックな校則は、消滅していないどころか、意外にも増え続けているのです。しかし中高生の多くはまだ社会経験が乏しく、いかに奇妙なルールでも「こういうものなのか」と思って従ってしまうのも仕方ないでしょう。理由のあるルールであればまだしも、ほとんど意味がなく、形骸化してしまったようなルールを押し付けることは人権侵害と言ってもいいのではないでしょうか。

みなさんもブラック校則の被害に遭ったことがありますか?理不尽なルール、減らしていきたいですね!

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