中国の校長先生が学校に取り入れた画期的な試みは、インターネットでバイラルになる。

2019年1月、ある動画がSNS上で話題となりました。Facebook上ではたった1日で700万回も再生されたその動画が撮影されたのは、中国北部・山西省にある西安小学校。 黒い服に身を包んだ男性が、この小学校の校長、チャン・ポンフェイ先生(40)です。そしてこの先生が生徒たちの前で披露することに、度肝を抜かれるはずです。


なんとチャン先生がマイク片手に生徒たちの前でキレのあるシャッフルダンスを披露し、生徒たちも完璧にそのステップを真似しているではありませんか!運動会の出し物の練習でしょうか?いいえ、そうではありません!


中国は経済が急速に成長し生活スタイルが劇的に変わったため、肥満を抱える子供の数が急増しています。研究によると、中国の7歳から18歳の子供の実に3割が近い将来、「過体重」に分類されるのではないかとも言われており、深刻な社会問題になっています。


「何かを変える必要があると思ったんです」

チャン先生はそう語っています。

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中国の学校では、体操(ラジオ体操のようなもの)か太極拳が一般的に運動として取り入れられています。しかし活発な子供たちにとって、やや動きが緩やかなそういった運動は退屈に違いない、どうにかして子供たちに運動を好きになってもらえないだろうか…チャン先生は悩み抜いた挙句、学校にある提案をします。


それは、「自らがシャッフルダンスを学び、生徒たちに真似してもらう」というもの。「音楽はエネルギーに満ち溢れている。子供達はきっと運動をもっと楽しめるようになるに違いない」チャン先生はそう思ったのです。子供たちが一日中机に張り付いて勉強したりコンピューターを操作しているのは良くないという切実な危機感でもありました。

YouTube/South China Morning Post

しかし当初は、半分以上の教師がそのアイデアに反対でした。なぜなら、ちゃんと学校で行う運動が国の基準に合っているか、抜き打ちチェックが入ることがあったからです。チャン先生自身も、クビになるリスクを負った挑戦でした。しかし2週間も経たぬうちに、学校全体が一丸となってこのエクササイズに取り組むようになったのです。


チャン先生のダンスは、現代のジャズステップを取り入れた創作的なシャッフルダンスで、ダイナミックなかかととつま先と腕の運動に効果抜群です。このダンスは大好評。こうして子供たちが喜んで運動に取り組む姿は動画に撮影され、バイラルになりました。他の学区域の生徒たちも、この試みに感動し、ぜひ自分たちの学校でも取り入れてほしいという声も相次いでいるんだとか。


いかがでしたか?変わらない現状を憂いるより、自ら率先して行動していったチャン先生。きっと生徒たちは、その心意気を感じたからこそ、自分たちも変わろうと思えたのでしょう。このインスピレーションが詰まった物語、ぜひシェアして、広めてくださいね!

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