【隠す必要なんてない】 がんサバイバーの8歳児、傷跡を誇りに思うことを学ぶ

ガンは患者本人だけでなく、その家族や親しい周囲の人々まで不安と戸惑い、そして深い悲しみに突き落とす深刻な病です。 特に小児がんの場合、悪性腫瘍の種類によっては急激に進行することもあり、本人はもちろん、家族は大きな苦悩に見舞われます。米国ワシントンに暮らすクレア・ラッセルも、そんな小児がん患者の一人でした。クレアは幼くして骨肉腫だと診断されたのです。

 
 
 
 
 
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「クレアはまだ4歳でした。自転車に乗る練習をしたり、家ではお気に入りのチュチュを着て元気に遊びまわっていました」とクレアの母、ミシェル・ラッセルは当時を振り返ります。

そんな、のびのびとしたクレアの子供時代は無情にもガンの宣告によって、もろくも消え去ってしまいます。ガン発覚以降、辛い闘病生活は1年以上続きました。幼いクレアにとって、治療は痛みだけでなく精神的苦痛を伴うものでした。

 
 
 
 
 
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「1年間で受けた化学療法は17回以上。複数の手術で肋骨を4本除去しなければいけませんでした。さらに、病室で出会った小児がん患者の友達の葬儀に幾度となく参列し、別れを告げてきました。幼い娘にとって辛い体験でした」とミシェル。

奇跡的にもクレアはガンを克服し、順調に回復することができました。それから3年間かけ、クレアは徐々に以前のような日常生活を取り戻していきました。現在、クレアは8歳。元気で社交的、ダンスが大好きな女の子です。まるで、ガン告知以前と変わらない生き生きとした日々が再び戻ってきたかのようでした。

 
 
 
 
 
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しかし、ガンによって受けた心身の傷が完全に癒えたわけではありませんでした。背中にはっきりと残った手術の複数の傷跡とも向き合わなければいけませんでした。傷跡が原因で辛い体験をすることも多々あり、クレアはすっかり自分の背中に劣等感を抱くようになってしまいました。

 
 
 
 
 
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「ある朝、いつものように学校に行く準備をしながら、娘にタンクトップとショートパンツを渡し、早く着替えるように言いました。すると、他のトップスを着たいと言うのです。そのタンクトップは娘のお気に入りだっただけに、私は戸惑いました」とミシェル。

母に理由を尋ねられたクレアは、目に涙を浮かべ、学校で起きた出来事を説明しました。

「傷跡が隠れる服しか着ちゃいけないって、男の子に言われたの....背中の傷が怖いって...ねえママ、どうして私は普通じゃないの?普通になれなの?」

 
 
 
 
 
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ミシェルは胸を痛めつつも娘を懸命に慰めようとしました。

「その男の子はきっと傷跡があなたが闘ってきた病気を物語っているから、だから怖いって言ったのよ。傷跡そのものは怖くなんかない、むしろ素敵な勲章なのよ」

母の言葉に当初は納得できないクレアでしたが、徐々に傷跡を前向きに受け止めることができるようになりました。「あなたと同じような傷跡を持つ女の子にも傷を隠してほしいと思う?」母のそんな問いかけに対し、クレアはハッとした様子で「No!」と答えました。

 
 
 
 
 
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「だって、傷跡を見たくないから隠せなんて言われたら、きっとその子は悲しいでしょ。悲しませたくない」

「だったら、あなたも自分の傷跡を誇りに思わないとね。あなたの行動に勇気付けられる子もいるのよ。分かる?」とミシェル。

 
 
 
 
 
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クレアの顔にようやく笑顔が戻りました。ミシェルはクレアを励ますため、友人のフォトグラファーに頼んで特別な写真を撮影することにしました。背中の傷跡がいかにクレアの歩んだ道のりを物語り、特別な存在であることを証明しているかが伝わる写真です。クレア同様に傷跡を持つ多くの子どもたちが自分の体に自信が持てるよう勇気づけたい、そんな願いが込められています。

 
 
 
 
 
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「子どもであれ大人であれ、自分の傷跡を隠さなければという観念に囚われるがなければと願っています。傷跡を隠さない人を見て、8歳の少女が勇気付けられ、ガンを克服した自分の体を誇りに思うことができるのです。美が必ずしも完璧なものだけとは限りません。傷跡などの不完全なものからも美を見出すことはできるのです。勇気ある生き方はそれだけで美しいものです。そして人を思いやる心もまた美しいものです」と語るミシェルの言葉は実に感慨深いものがあります。

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