ネットで話題
停電の復旧作業に来た作業員にコーヒーを差し入れた。しかし翌朝バッグの中の起き手紙を見て言葉も出なかった
9月8日の夜、首都圏に大きな被害をもたらした台風15号。首都圏の中でも千葉県は特に被害が大きく、建物が倒壊したり、停電や断水になったりする地域が続出しました。21日時の段階では、千葉県のおよそ3600軒が停電状態だったと言います。
千葉県山武市埴谷。Twitterで「あららぎ館」まで物資を取りに来れないお年寄りがいると情報があり届けに行ったが通行止めでその先をチャリで様子をみてきた。車は通れないし、地元の人でも具体的に分からず結局あららぎ館に預けた。あららぎ館の人はSNSで拡散して欲しいって言ってた#山武市#台風15号 pic.twitter.com/KiHsnfSEaD
— chaquiita (@itoodoro0dorosi) September 18, 2019
そんな停電の夜に起きた、不思議な出来事が、インターネット上で大きな話題を呼んでいます。投稿をしたのは、Twitterユーザー、チョコたんさん。
チョコたんさんの周辺地域もまた台風で大きな被害を受けてしまい、電柱や木々が倒れ、周辺一帯が停電状態になっていたそうです。高齢者と老犬が一緒だったため避難所に行くことも出来ず、12日もの間家族と車の中で過ごすことを余儀なくされました。
この大規模停電を一刻も早く直すため、日本中から電力会社が集まり、復旧作業が行われていました。チョコたんさんの自宅近くには、沖縄電力がテントを張って、24時間体制で復旧作業を行っていたそうです。
そんな作業員の姿を見たチョコたんさん、「少しでも温まってくれたら」とヤカンいっぱいにお湯を沸かして、カップとマドラー、コーヒーを用意して、娘と一緒に沖縄電力の作業員さんたちに差し入れに行ったんだそうです。
翌朝、沖縄電力の作業員から差し入れに使ったバッグを返してもらったチョコたんさん、その中に1枚のメモが残されていると気づきます。
沖縄電力の方から返してもらったバックの中に手紙が入ってました✉️
思わずちょっと涙ぐんでしまいました😭
こちらこそ遠い沖縄から千葉の為に来ていただき、八街の為に頑張ってくれてありがとうございます😭#千葉 #八街 #停電 #沖縄電力 #感謝 #手紙 #こちらこそありがとう #復旧 #あともう少し pic.twitter.com/DXVzaxiwGD
— チョコたん🐕 (@choco_0802) September 19, 2019
沖縄電力の方から返してもらったバックの中に手紙が入ってました
思わずちょっと涙ぐんでしまいました
こちらこそ遠い沖縄から千葉の為に来ていただき、八街の為に頑張ってくれてありがとうございます
コーヒーの差し入れありがとう
ございました。
お陰様で体だけではなく、
心まで温まりました。
沖縄電力一同
Twitterの反応
チョコたんさんの優しさとお手紙の文面を見てジーンと涙が出ました。
大変な状況の中 人に優しくできる人間でありたいです。— ٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ 💖 (@TjfsIy_JJ) September 20, 2019
手書きでその場で感謝の気持ちを書いたのでしょうね。
被災された方も現場で復旧作業に当たってる作業者も一生懸命だ。
一日でも早く元の生活に戻れますように。— 梅原 (@redarmyism) September 20, 2019
こうゆう事が出来るのが日本人
— ポロリ (@aea9972220284a3) September 23, 2019
いかがでしたか?チョコたんさんにとっては何気無い行為だったかもしれませんが、沖縄からやって来た作業員たちにとってこの差し入れは今までのどんなものより温かく感じたのかもしれません。
千葉県で被災された方は今もなお復旧作業に追われています。こちらのリンクより寄付を募っていますので、皆さんもぜひ温かい支援の手を差し伸べてみてはいかがでしょうか?シェアしてくださいね!
【義援金の募集を開始!】
台風第15号により、千葉県内で被災された方々を支援するため、「令和元年台風第15号千葉県災害義援金」の受け付けを開始しました。お寄せいただいた義援金は全額を被災地にお届けいたします。
詳細・受付≫https://t.co/fitmXF6eog pic.twitter.com/3tWgkKvOeH
— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) September 18, 2019