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この男の子の両親がしていることは犯罪かもしれない。でも1人の少女がそれを阻止する。

父親は、最近娘が冷蔵庫やキッチンの棚から食べ物を盗んでいるのに気がつきました。でもそのことについて娘を問いつめた時、理由を聞いて衝撃を受けます。

「最近、台所の棚から食べ物が無くなってることに気がついたんだ。シリアルの箱、りんご、スープの缶詰。でも本当に気になりだしたのは、パンが丸ごととピーナッツバターが1瓶無くなった時だった…」

 

「数日観察していたら、娘のジェイニーが学校に行く前に自分のリュックに食品を入れているのを見つけた。学校から返ってくるとそれが無くなっている。

彼女を問い詰めてみたら目に涙を浮かべながら彼女が僕に言ったのは、クラスにいる男の子が学校の給食がない週末は何も食べるものが無いから嫌いだと言っていて、彼と彼の弟が週末に食べる物があるように毎日少しずつリュックに食べ物を忍ばせていたということだった。そして彼が恥ずしい思いをしないように、彼が怒られないように、隠れてやっていたと教えてくれた。

僕は衝撃を受けた。僕たちは裕福な地域に住んでいる。かといって食料不安が存在しないと思っているほどナイーブではないけれど、この男の子の家庭がそんなに苦しんでいることを聞いて本当に驚いた。

僕が今日このことを投稿したのは、(自分を含め)みんなに、貧困に苦しんでいる人はすぐ近くにいて、それは決して 一見したところでは分からないかもしれないということを覚えておいて欲しいと考えたからなんだ。ほんの小さな助けでも大きな変化をもたらすことがある。

気になっているかもしれないから付け足しておくと、僕は学校に匿名でこのことを伝えた。そして学校側もこの家族が必要な援助を受け、このツラい時期をしっかり乗り越えらられるよう、できる限りのサポートすると約束してくれた。

でもまだ僕は、シリアルを余分に1箱買ったり、スープの缶詰を買っては6才の子の手が届く場所に置くようにしてる。気がついた時には必ず無くなっている。」

Flickr/Ryan Moomey

優しい心を持ったこの少女はきっと両親の大きな誇りでしょう。苦しんでいる人の気持ちを理解できる心を持ち、その人を助けるために必要な勇気も持っています。少女の行動に心を動かされたなら、シェアしてください。当たり前に受け止めいた日々の現状に改めて感謝するとともに、より恵まれない状況にある人々がいることを忘れてはいけないと改めて考えさせられました。