ちえとくをフォローする

人気の記事

WBSSで井上尚弥に惜敗したドネアが試合後にTwitterに投稿したある動画。しかしまさかの真実に世界中が心を揺さぶられた

11月7日、プロボクシングのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝が行われ、見事に井上尚弥選手が勝利しました。

Twitter@a0108kitagawa

この階級最強を決めるトーナメントのクライマックスであった決勝戦は観客を圧倒する凄まじい試合となり、未だ興奮冷めやらぬ人も多いのではないでしょうか。

井上選手は試合後、「ザ・グレーテスト」の愛称で知られる元世界ヘビー級王者ムハマド・アリの名を冠したアリ・トロフィーをリングで高らかに掲げました。

Twitter@SuperSeriesWB

そんな井上選手に惜敗したフィリピンのWBAスーパー王者ノニト・ドネア選手が試合当日の夜、Twitterにアップしたある動画が話題を呼んでいます。
動画に移っているのは、ドネア選手本人と2人の息子さんとなぜか優勝トロフィー。これは井上選手の元にあるはず… 誰もが一瞬疑問に思うこの構図。

Twitter@filipinoflash

動画内には子供達からの「井上さんありがとう。おめでとうございます」と感謝と祝福のメッセージが。

そして、その後ドネア選手の別のツイートを見た瞬間、人々は感動で胸を揺さぶられるのです。

「私はトロフィーを持ち帰るために日本に来た。息子たちにトロフィーを見せると約束したんだ。涙ながらに、恥をしのんで井上にトロフィーを一晩だけ貸してくれないかとお願いしたんだ。僕のためでなくて、約束を守るために」

なんと子供達と約束を果たすためにドネア選手は井上選手に「トロフィーを貸して欲しい」とお願いをしていたのです。

この動画に世界中の人々が胸を打たれ、たくさんの称賛コメントが寄せられました。

「井上選手、ドネア選手2人とも、試合前も試合中も試合後も全てが素晴らしい。ありがとう」

リング上の熱い戦いで人々を魅了した両選手。試合後の2人の行動でさらに多くの人を魅了し、白熱した決勝は人々の記憶に残るものとなりました。