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エマ・ワトソンはパートナーがいなくても自分を【シングル】と呼ばせない。その理由に胸を打たれる

エマ・ワトソンと言えば、ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー役で有名なイギリス人女優です。ハリー・ポッターシリーズが終了してからも、自らのイメージを打ち破るような役にどんどん挑戦していき、「美女と野獣」ではベル役として数々の興行記録を打ち立てるなど、実力派女優としてもその才能を認識されるようになりました。

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10歳の頃から第一線で活躍するエマがすごいのはそれだけではありません。忙しい役者業のかたわらで、アメリカの超名門・ブラウン大学に進学し優秀な成績で卒業。2014年には、国連組織・UNウィメンの親善大使に任命され、さらに2015年には世界経済フォーラムで男女のジェンダーの平等についてのスピーチを行うなど、女性活躍の国際的象徴としてもよく知られています。

そんなエマも来年で30歳を迎えようとしています。現時点で、特定の恋人や配偶者がいないエマ。しかしエマは、人々に自分のことを「シングル」とは呼んでほしくないそうです。イギリス版VOGUEでエマが語った言葉は、多くの人の共感を呼んでいます。

かつて、30歳を迎えることに、大きな不安を覚えていたと語るエマ。
「だってそうでしょう?29歳になると突然、様々な不安が頭をもたげてくるものです。まだ家を建ててない、結婚していない、子供を産んでいない、キャリアを上手く切り開けていない…ああ、どうしよう!そんな風に、驚くほどの数の不安が、一気に押し寄せてくる年齢だと思います」

しかしエマはこう続けます。
「私は、『独り身でハッピー!』みたいなうたい文句は一切信じていませんでした。けれども…長い時間がかかりましたが、今は独りでいることに強い充実感を感じているんです。こんな状態を、私は『シングル』ではなく、『セルフ・パートナード』…つまり自分が自分のパートナーである状態だと呼んでいます」

自分自身の足で、しっかりと歩んでいるということに強い満足感を覚えているというエマ。独りであるということを、肯定的に捉えているのです。

若くして名声を手にしたエマ・ワトソンですら、世間一般の多くの人々と同じような悩みを抱えているという事実に驚かされます。しかし、それを肯定的に受け止める姿勢こそ、エマが輝きを放つ真の理由なのでしょう。