【知られざる危険性】エナジードリンクが原因で亡くなった一家の大黒柱

睡眠不足で疲れ気味のとき、深夜まで続く業務や勉強に、激務をなんとか乗り越えたいとき、栄養ドリンクやエナジードリンクの力を借りたことはありませんか?

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バブル全盛の時代「24時間戦えますか」の今となってはブラック企業を彷彿とさせるキャッチコピーで、仕事にも遊びにも全力投球のビジネスマンに支持された某栄養ドリンクのように、日本では栄養ドリンクは「医薬部外品」として大人を対象にした飲料とみなされています。その一方で、エナジードリンクは「炭酸飲料」としてソフトドリンク感覚で未成年にも気軽に飲まれています。

しかし、エナジードリンクに含まれる大量の砂糖とカフェインが人体にもたらす大きな副作用については意外と知られてはいません。心臓に疾患がある場合、大量の糖分とカフェインの摂取により持病のリスクが高まり、最悪の場合カフェイン中毒によって命を落とす可能性もあるのです。

カフェインによって脳神経が興奮状態となり眠気や疲労感が解消されることはあっても、それはあくまでも一時的なもの。「元気の前借り」にすぎません。実際に体力が回復したわけえはないので、疲労は「ツケ」となってさらに蓄積されていくのです。そしてその疲労を解消しようとして、継続的にエナジードリンクに手が伸びる…知らず知らずのうちに悪循環に陥ってしまう人も決して少なくはありません。

カサンドラ・レイノルズから夫を奪ったもの、それは1日1本のエナジードリンクでした。

カサンドラの夫ジョンは41歳にして帰らぬ人となりました。早朝、心不全を起こし苦しそうに喘ぐジョンの異変に気づいたはカサンドラでした。

カサンドラは動揺しつつもすぐに救急車を呼び、救命士が到着するまでの間、心肺停止に陥ったジョンの蘇生を試みました。

搬送先の病院でジョンは生命維持のため、人工的に昏睡状態に置かれました。医師らは循環虚脱の原因を突き止めるため、カサンドラにジョンの健康問題や生活習慣に関する質問を矢継ぎ早にいくつもしました。

それまで、特にこれといった心臓疾患もなく健康だったジョンがなぜ急変したのかカサンドラには全く心当たりがありませんでした。糖尿病を疑う医師もいましたが、ジョンはこれまで糖尿病を発症したことはなく、数週間前に受けた健康診断でも健康に異常はなかったからです。

「では、ご主人はエナジードリンクは飲みますか?」医師の質問にカサンドラはハッとしました。確かに、夜勤中心のシフト勤務が多いジョンは毎日1本エナジードリンクを飲用していたからです。ジョンの血中グルコース値は異常に高い数値を示しており、過去の症例から医師らはエナジードリンクが引き金となり今回の心臓疾患が引き起こされたと診断しました。

1日わずか1本のエナジードリンクがこのような深刻な事態を招いたことにカサンドラは衝撃を受けました。しかしこの毎日1本の習慣はジョンの体に負担をかけつづけ、ついに心臓機能に甚大な影響を及ぼすに至ったのです。

その後、人工的昏睡状態から解放されたものの、ジョンの意識が戻ることはありませんでした。入院から2週間、カサンドラは夫の容体が少しでも改善に向かうよう願い続けました。しかし無情にも、さらに厳しい事実が明らかになります。

ジョンの脳は酸欠により深刻なダメージを受けており、体は生きていても脳は反応がなく、今後も回復の見込みがない脳死状態にあることが判明したのです。

厳しい選択を突きつけられたカサンドラ。悩んだ末に夫を旅立たせる決断を下します。ジョンが繋がれていた生命維持装置のスイッチが切られ、カサンドラはジョンのそばに寄り添い、最期のとき見届けました。

「彼の命が消えるまで31分間、彼の手を握りキスし続けました」とカサンドラ。

カサンドラと3人の子供を残し、帰らぬ人となったジョン。エナジードリンクのリスクについて知らなかったため、命を落としたジョンと同様の悲劇が今後繰り返されることのないよう、未亡人となったカサンドラはエナジードリンクの知られざる危険性について注意を促しています。

プレビュー画像:©︎Facebook/Cassondra Carbajal Reynolds

出典

Newsner

プレビュー画像:©︎Facebook/Cassondra Carbajal Reynolds

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