存在が危ぶまれる希少な16種の動物たち。切ない世界の現実

国際自然保護連合は、絶滅のおそれのある生物種の中から、自然保護の優先順位を決定する手助けとなるIUCNレッドリストを公開しています。今回はその中から、絶滅の危機にある動物たちを少しだけご紹介します。

1. サイガ

中央アジアの大草原に暮らす偶蹄類の一種「サイガ」。この愛嬌ある動物も、絶滅の危機に瀕しています。その角が漢方薬として解熱や悪霊追放に効くとされており、乱獲されているためです。

 

2. ホッキョクグマ

地上最大の肉食動物であるホッキョクグマも、決して存続が楽観視できない動物の一種。

 

3. スペインオオヤマネコ

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日本でもカッコイイと話題のスペインオオヤマネコですが、気候変動の影響で50年以内に絶滅すると指摘されています。なんとも切ないです…

 

4. ハシビロコウ

強面系ペリカンとして知られるハシビロコウはアフリカ・ウガンダのビクトリア湖周辺に生息する大型の鳥です。縄張り意識がとても強く、気難しい性格をしているため、オスとメスが仲良くなるのすら難しく、世界でもわずか2例しか繁殖例がないそうです。まさか、恋に奥手なあまり滅んでいくなんて…なんとも奥ゆかしい!

 

5. センザンコウ

センザンコウ

アルマジロのような容貌をしたセンザンコウ。そのユニークで可愛い容姿が災いして、世界で最も密輸のターゲットにされている動物なんです。可愛く生まれればハッピー!というものでもないんですね。

 

6. テングザル

鼻が大きくてブサイクなほどモテると言われるテングザル。イギリスの「醜い動物保存協会」という団体に勝手に「ブサイクな動物ランキング」の第5位に認定された上、緩やかに絶滅に向かっているなんて…理不尽な世の中です!

 

7. レッサーパンダ

みんなのアイドル、レッサーパンダも危機に瀕してます。その原因は、生息地が農業用地を切り開く目的などで破壊されたり、毛皮を取るために捕獲されたり、生きたまま個体が違法に取引されたりしていることだとか。

ちなみにあのラスカルは、アライグマにもかかわらずレッサーパンダがモデルになっています。理由は、「アライグマは可愛くないから」。

 

8. ズキンハゲワシ

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サハラ砂漠などに生息するこの鳥は、薬殺された動物の死骸を食べることによる中毒死も死滅の原因なんだとか。

 

9. オオカバマダラ

Migrating Monarch Butterfly

渡り鳥のように「渡り」をすることで知られるこの美しい蝶。しかし個体数はこの20年間で約90%減少しています。その原因は幼虫が餌とする植物のトウワタが除草剤により減っていることではないかと言われています。

 

10. ゴールデンラングール

ブータン・マナスの稀少種ゴールデンラングールも、生息環境の破壊や気候変動により種数は急速に減少しているようです。 

 

11. ワオキツネザル

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マダカスカルの国獣、ワオキツネザル。「Wow!」って表情をしているからではなく、輪のような模様の尾を持つからワオキツネザルと呼ばれています。森林伐採するひどい人間たちのせいで、彼らもレッドリスト入り。

 

12. ジャイアントパンダ

絶滅危惧種(endangered)の指定からは解除されたとは言え、まだまだ油断できないのがジャイアントパンダ。もしいなくなったら本当に寂しいですね!

 

13. オオチョウザメ

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キャビアで有名なオオチョウザメ。もちろん絶滅に瀕するその理由は…キャビア目当ての密漁。

 

14. フィリピンワシ

フィリピンにのみ生息する世界でも最大、最強のワシの1種ですが、どれだけ強くても棲む家がなければどうしようもありません。個体と生息地の保護を強化しない限り、20年以内に絶滅する恐れがあると言います。

 

15. タマリン 

この中南米に生息するCGみたいに現実感のないおサルさんも、絶滅の危機に瀕しています。理由はもちろん、ペット需要で乱獲されたこと。

 

16.ホライモリ

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ホライモリはスロベニア近隣の、限られた地域の洞穴に分布する両生類で、ドラゴンの幼生と例えられます。生息する洞穴の環境汚染により、絶滅危惧種となってしまいました。

 

いかがでしたか?滅びゆく生き物のほとんどが、自然淘汰などではなく、人間の業の深さによって死滅に追いやられているという事実に驚愕します。地球は決して人間たちだけのものではありません。動物たちのためにも私たちのためにも、環境を保護する努力を怠ってはいけないのです。

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