亡くなった妻からの4年越しの「贈り物」に、夫も娘も思わず大笑いしてしまう。

死んだはずの最愛の妻が1年ぶりに帰ってくる…そんな筋書きで大ヒットを記録した小説(映画)「いま、会いにゆきます」を記憶している人は多いでしょう。でももちろん、死に別れた人とふたたび会うなんて、フィクションの中の話であって、現実に起こるはずがありません。

しかしロンドンに住むアントニア・ニコルさんがTwitterに投稿した「キセキ」は、その常識を簡単に覆してしまいました。

アントニアさんはロンドン消防隊に所属する46歳の消防士。アントニアさんの母・フェードルさんはアントニアさんの父、ナイジェルさんと一緒に、南アフリカ・ヨハネスブルグに住んでいました。しかし2013年、母・フェードルさんは5年間の闘病の末、ガンでこの世を去りました。父・ナイジェルさんは傷心し、フェードルさんの部屋をそのままずっと片付けることもできなかったそうです。何も変えたくなかったのです。

しかし亡くなったフェードルさんは、生前にナイジェルさんにある「言いつけ」を残していました。それは、自分が大切に育ててきた植物に、毎日欠かさず水をやってほしいというもの。ナイジェルさんはその約束をきっちりと守り、フェードルさんが天国に旅立った後も、4年間毎日植物に水を与え続けたのです。甲斐甲斐しい水やりの賜物か、その植物は枯れることなく、生き生きとしていたため、ナイジェルさんはとても満足していたと言います。

しかしフェードルさんが亡くなってから4年後のこと。ナイジェルさんは老人ホームに入居することになり、娘のアントニアさんはその引越しを手伝うために、ヨハネスブルグを訪れます。そしてついに、衝撃的な事実を知ることになるのです…。ナイジェルさんが4年間水をやり続けたその植物は、なんとプラスチック製…偽物の植物だったのです!

アントニアさんもナイジェルさんも、一瞬で理解しました…これは母が仕組んだ、気の利いたジョークだったのだと!アントニアさんはこう語ります。

「気づいたときはとてもおかしかったです。父と私、2人して大笑いしてしまいました…でも、その時だけ、まるで母が戻ってきてくれたかのようで、とても嬉しかったです。仕掛けたイタズラが何年もばれずに母が笑っているのが聞こえるかのようでした」

そのプラスチックの植物はご丁寧に本物の植木鉢の中に植えられており、フェードルさんがこのイタズラを仕掛けている姿が目に浮かんだそうです。

アントニアさんが事の顛末をTwitterでシェアすると、世界中から大きな反響が寄せられました。

「ウルウルしながら読んでいましたけど、オチを聞いて笑ってしまいました」「素敵なお母さんですね」「私の家庭でも似たような経験がありました」そしてアントニアさんは、「このことで、ほんの一瞬だったけれども、母が父のもとに戻ってきてくれたように感じました」と締めくくっています。

いかがでしたか?たとえ悲しい別れが訪れようとも、家族は心の中に生き続けるということを教えてくれる、素敵なエピソードでしたね。ぜひシェアして、広めてくださいね!

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