ちえとくをフォローする

人気の記事

見ず知らずの他人に救われた人々、12のエピソード

家族や恋人、友人など大切な誰かが窮地にあるとき、救いの手を差し伸べることはごく当たり前のことです。では、ピンチの状態にあるのが全くの他人だったら、私たちはどう反応するのでしょうか? たとえちょっとした気配りであっても、大きな救いとなることがあります。

「見ず知らずの他人の言動であなたが最も救われたことは何?」カナダ人作家ニコル・クリフのTwitterでの問いかけに対し、多くの返答が寄せられました。いかにして他人に救われたか、またなぜ心に残る体験となったのか、返答者のうちの12名の投稿を紹介します。

1. 「9歳の時、バレエレッスンに通うため一人でバスに乗っていた。すると年配の男性が私に密着して座り、なにやら囁き始めた。恐怖で固まってしまった私に、高齢女性が近づきこう言った。『ルイーズ(私の名前ではない)、お母さんは元気?』女性は私の隣に座り、私の降りるバス停に到着するまで話しかけ、バス出口まで見送ってくれた。私にとっては救世主そのものだったわ」

Bus

2. 「お腹の赤ちゃんを失った時、橋から飛び降りようとしていた私を見ず知らずの男性が引き止めてくれた。彼は私の話に耳を傾け、彼の話に私は泣いた。なぜ命を捨てようとするのか、希望を捨てなければ、人生は開けるのだから、と彼は言った。確かに、その通りだった」

3. 「地下鉄で気を失いかけたとき、高齢の中国人女性が言葉は通じなくても救急士が到着するまでそばにいてくれた。私の頭を支えて、ブドウを食べさせてくれた。救急士が到着すると、その女性は私の手を3回軽く叩き、彼女の胸にそっとあてた」

4. 「名前は知らないその人は、サイクリストだった。自転車で走行中、燃え盛る家の窓に子供達がいるのを見た彼は、手に怪我を負いながらも窓を割り、当時7歳だった私と弟を炎から救い出してくれた」

 
 
 
 
 
Sieh dir diesen Beitrag auf Instagram an
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Ein Beitrag geteilt von King_Moto_Turkey (@king_moto_turkey) am

5. 「8歳のとき、プールで遊んでいると、男の子たちが私を『デブ』とからかい馬鹿にした。泣いて、その場から逃げ出したい気分だった。すると綺麗なお姉さんが来て、男の子たちを追い払うと、お姉さんたちの仲間に私をいれてくれた。皆優しくて、子供の私に雑誌を見せてくれたり、ネイルを塗ってくれたり、私の水着が可愛いと褒めてくれた」

6. 「3歳の子供と一緒にスーパーに買い物に行ったときのことだった。お菓子のグミが欲しいと駄々をこねる子供に、『お父さんの仕事が失くなったばかりだから、ダメ』と説明していると、一人の男性が近づいてきてこう言った。『なにか落としましたよ』そして50ドル紙幣を私の手にそっと握らせた」

 
 
 
 
 
Sieh dir diesen Beitrag auf Instagram an
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Ein Beitrag geteilt von Remus Hoo (@remushoo) am

7. 「2月の寒い日、亡き母の家の玄関階段に座りこみ、中に入ることができずにいた私に温かいお茶を出してくれた見知らぬ高齢女性のことを決して忘れない」

8. 「街中でパニック発作に襲われた私に、ヒップスターの男性が付き添い、私が道に迷うことのないよう家まで送り届けてくれた。警察を呼べばいいと言う仲間に対し、男性は『不安障害を起こしている人に必要なのは、警察ではなくて誰かが側にいてやることだ』と言った」

 
 
 
 
 
Sieh dir diesen Beitrag auf Instagram an
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Ein Beitrag geteilt von Harry H.Y. Lin?⚡️ (@skinnyharry938) am

9. 「妊娠8ヶ月のとき、凍った道路で転倒し、意識を失った。気がつくと、見知らぬ人々に囲まれていた。誰もコートを着ておらず(極寒の冬のカナダで)、皆が着ていたらしいコートが全て私にかけてあった」

10. 「17歳のとき乗り継ぎフライトのキャンセルにより、空港で一人足止めをくらった。すっかり途方にくれて、母が無性に恋しかった。すると女性が近づいてハグしていいか尋ねてきた。私はその女性の腕の中で大泣きしてしまった。大丈夫だから、と言ってくれたその女性の優しさを消して忘れないだろう」

11. 「地下鉄出口で自殺防止ホットラインのポスターにしばらく1分ほど見入っていたことがあった。過去に何度も自殺を考えたことがあり、以前の自分とポスターが重なってみえた。ポスターを見つめている僕に気づいたソマリア人男性が、大丈夫か、悩んでいないか、なにか話して吐き出したいことはないか、優しく尋ねてくれた」

12. 「レストランの前で長い間私たちを待っていた男性。駐車していた車に向かう私たちに、車のブレーキが見るからに状態が悪く危険だと教えてくれた。その男性は車の整備士で、無料で私たちの車のブレーキを交換してくれた。本来ならブレーキ交換は高額なのに、私の子供の安全のため善意で交換してくれた男性に感謝している」

 
 
 
 
 
Sieh dir diesen Beitrag auf Instagram an
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Ein Beitrag geteilt von Salmon Arm GM (@salmonarmgm) am

人の優しさに触れる心温かいエピソードですね。一人一人のこうした善意の行動が、世の中をよりよい場所へと変えていくのだと教えてくれます。

プレビュー画像:©︎flickr/Daniel Lobo

見ず知らずの他人に救われた人々、12のエピソード見ず知らずの他人に救われた人々、12のエピソード