ジーンとくる話
【アナタはあの時の！】2週間前に会ったアザラシと鉢合わせたダイバー。その6秒後にとんでもないことが起こる。
水族館の人気者、アザラシ。そののんびりした可愛らしい風貌でいつも来場者を魅了していますが、実は私たちが思うよりもずっと知能が高いということ、ご存知ですか？一説によるとアザラシは論理的に物事を考える事が出来、仲間意識や社会性も高いと言われています。親を亡くした子供がいると自分の子供でなくても面倒をみることがあるんだとか。
View this post on Instagram
まるでその説を証明するかのように、イギリスの海洋カメラマン兼医師であるベン・バーヴィルさんが自身のYouTubeチャンネルで公開したある動画が話題になっています。
ことの発端は、バーヴィルさんがノーサンバーランドの沖にあるファーン諸島でダイビングを楽しんでいた際、ある1頭のハイイロアザラシと出会ったことでした。バーヴィルさんとそのアザラシは1時間ほど水中で一緒にダンスを楽しみ、そして別れを告げたそうです。
2週間後、バーヴィルさんが再びその海にダイブすると…
なんと2週間前に会ったそのアザラシがおもむろに近づいてきて、熱烈なハグでバーヴィルさんを歓迎したのです！この海域には5000匹ものアザラシが生息しているため、同じアザラシに偶然遭遇することなど滅多にないとバーヴィルさんは言います。このアザラシは友達の気配を感じ取り近づいてきたのでしょうか？それにしても猛烈なハグですね！バーヴィルさんはアザラシたちのことを、「信じられないほど優しい生き物」と形容します。
ただし、バーヴィルさんはこう忠告します。
「野生のアザラシに触れることはオススメしません。バクテリアから感染症を引き起こす可能性があります。熟練のダイバー以外は避けてください」
同時にこうも付け加えます。
「過去18年間、アザラシと時間を共にしてきましたが、彼らはいつも私に泳ぎ方を教えようとしてくれました。アザラシにも感情があるということを忘れないでください。そしてこれらの美しい海洋生物に大きな敬意を払いましょう」
いかがでしたか？アザラシは海の犬と言いますが、もしかすると犬以上に人懐っこいのかもしれません。この愛らしい海洋生物たちと共に生きていくため、私たちにも地球環境を守るために出来ることがあるはずです！
