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ジョーク: カナヅチで殴打!船長を驚愕させる乗客

港から今まさに出港しようとする高級クルーズ船…しかし、トラブル発生。エンジンが停止してしまいます。乗船している整備士たちがエンジンを再起動させようとしますが、まったく動きません。焦った船長は乗船客のなかに船舶整備士がいないか尋ねます。すると、引退生活を送る経験豊かな元船乗りが名乗り出ました。

「海軍整備士として50年の経験があるから、もしかしたらお役に立てるかもしれません」

Pixabay

船員たちは早速、元船乗りの乗客をエンジン室に案内しました。しばらくエンジンを観察した元船乗りは、ハンマーを手にエンジンに接続されたたくさんの配管に近づいたかと思うと、そのうちの1本をハンマーで叩き始めました。するとエンジンは音をたてて再起動。しかも先ほどの不具合がウソのように、完璧に機能しています。

船長は元船乗りの乗客に感謝の意を伝えます。

「ありがとうございます、おかげで無事に航海に乗り出すことができました。お礼を支払いたいのですが、おいくらでしょうか?明細書に書いていただけますか?」

Pixabay

元船乗りは紙切れに書き込むと、船長に手渡しました。

船長が紙を見ると、「ハンマーでエンジンを叩いた代金: 100万円」と書かれてます。予想外の請求額に船長はビックリ仰天。

「不具合を直してくださったことは感謝していますが、エンジンをハンマーで叩いただけで、どうしてこんなに法外な請求額になるんですか!?」

すると元船乗りは船長から請求額の書かれた紙をとると、何かを書き込んで再び船長に渡しました。

船長が紙に目をやると、こう書かれています。

「エンジンをハンマーで叩いた代金: 500円 エンジンのどこを叩くか正確に見極める代金: 99万9千500円」