【イタリア人が断固拒否するピザ】コロナ危機で買い占めが続くイタリア しかし唯一売れ残ったあるピザにイタリア人のプライドを見た!

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、海外のスーパーマーケットや食料品店で買い占めが問題となっています。

↓ こちらは香港のスーパーの様子

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WHO(世界保健機関)が「パンデミックの中心はヨーロッパに移行した」との見解を示したように、新型コロナウィルスの急速な感染拡大により、現在大きな試練に直面しているヨーロッパ。今月に入ってから、ドイツをはじめヨーロッパの一部の国々で買い占めは深刻な問題となっています。

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隣国と陸続きのヨーロッパでは多くの国ですでに国境が閉鎖されているものの、国境を超える通勤や物流は今まで通り認められているため、食料品の供給にさほど支障はないはずです。しかし、感染拡大により物流が停止すると懸念した消費者による食料品の買い占めがエスカレート。

缶詰やパスタ、小麦や米などの保存の効く食品や冷凍食品を始め、肉類などの冷凍可能な食品などは軒並み売り切れ状態の店舗が続出。平常時と変わらず毎日入荷があっても連日の買い占め行動により陳列棚が空になる現象が続いているのです。

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ヨーロッパの中でも特に新型コロナウィルスの感染拡大が顕著なイタリアでも、スーパーから国民食のパスタやトマト缶を始め、保存の効く食料品の品切れが相次いています。もちろん、イタリア人がこよなく愛するピザも例外ではありません。特に冷凍ピザは長期保存の効くため、普段は冷凍ピザに見向きもしない釜焼きピザ派まで冷凍コーナーに殺到。冷凍ピザは入荷のたびに即完売だそうです。

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しかし、そんな状況下においても、唯一売れ残っている冷凍ピザがあるのです。

ピザ=国民食といっても過言ではないはずのイタリアで売れ残るピザとは…これいかに? 一体どんなピザなんでしょうか?早速見てみましょう。

こ、これは…ハワイアンピザ

「たとえ死が待ち受けていようとも、我々は尊厳は失わない!」とイタリア人が断固拒否するピザはハワイアンピザだったのです!

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パイナップルをトッピングして焼き上げるハワイアンピザ。甘酸っぱいパイナップルとハムの塩加減が絶妙…とファンも多いものの、「邪道」だとして意見が大きく別れるピザ界の異端児です。

1960年代にカナダ、オンタリオ州で誕生し、アメリカやイギリス、オーストラリアでは比較的に人気のピザですが、ヨーロッパでは賛否両論…というより、実はかなり不評。ピザの本場、イタリアに至っては「ありえない、これはピザではない」「ピザへの冒涜」とまで見なされている異端ピザなのです。おそらくイタリアに滞在する外国人向けのために、販売していたのでしょう。

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それにしても緊急事態でこの反応。この後に及んで尚、信念を曲げようとしないイタリア人のこだわりに美学のようなものまで感じてしまいます。

日本でも「酢豚にパイナップルは許せない」「ポテトサラダにりんごは禁止」という意見もありますが、イタリア人のハワイアンピザに対する拒絶反応はそれどころではないようです。筆者の勝手な想像ですが、おそらく寿司に醤油の代わりにウスターソースかチョコレートソースをつけて食べるような感覚に近いのかもしれませんね。

↓ こちらは定番中の定番、ピッツア・マルゲリータ

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意外なところでイタリア人のプライドが垣間見えた冷凍食品売り場での一コマ。誇り高きイタリアの証をまさかこんなところで目撃することになるとは…買い占め騒動の切迫する現場ではありますが、少し和んでしまいます。

現在ヨーロッパで大流行中の新型コロナウィルス。3月24日にはアメリカでも感染者数5万4千人を超え、急速な感染拡大が懸念されています。世界各地でいまだ収束の目処が立たない状況ではありますが、なんとかこの危機を乗り越えて行きたいものです。

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