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愛犬は度々家から姿を消すようになった。真実を知りたくなり近所の監視カメラを覗いた飼い主は画像を前に固まった

日本では愛犬を室内で飼うことが昨今増えてきていますが、世界の自然豊かな地では広い土地で愛犬を日中は放し飼いにしている事もしばしば。

カナダ・オンタリオ州のレイチェル・ホワットさんは、メスのシベリアンハスキー犬コーダを大自然に囲まれた広大な土地で可愛がっていました。普段は牧場内で過ごしていたコーダは、日中散策へ出かけるものの夜には必ず帰宅していました。

しかしある冬の日から3日間、彼女は家に戻ってこなかったのです。彼女を賢い犬だと信じていたレイチェルさんは、道に迷うことはないと思いながらも行方不明になった3日間はあちこちを捜索。Facebookにも投稿をして情報を呼びかけていました。

そんなこととはつゆ知らず、コーダは3日目にひょっこり帰宅したのです。3日間も外をさまよい、さぞやお腹を空かせているだろう、もしかしたら怪我もしているかもしれないと心配したレイチェルさんでしたが、コーダには不思議とそんな様子はありませんでした。

それからというもの、コーダはちょくちょく抜け出すことが増えたそう。しかも妙な事に、幸せそうな顔をして帰ってくるのです。

レイチェルさんにある疑問が生まれます。「コーダは何をしてるのかしら」

レイチェルさんは隣人である伯父と、彼が借りている近所の狩猟小屋に仕掛けた監視カメラを確認することにしたのです。コーダが映っているかもしれない…。そこに映されていたものを見てレイチェルさんは目を疑います。

なんとコーダはオスのシカと密会していたのです。

カメラの画像には、オスのシカと仲睦まじく歩く姿や眠りにつく姿までが写っていました。

レイチェルさんは後にこうメディアに語っています。
「すごく印象的な姿でした。2匹は異種にもかかわらず12時間以上寄り添って過ごしていたんです。野生動物がコーダと仲良くしているなんて」

また、レイチェルさんは別の画像で他の複数のシカとも戯れるコーダを確認したそう。今後レイチェルさんはコーダの脱走を黙認すべきかどうか思案中とのこと。

コーダが見つけたなんとも驚きの新しいお友達。飼い犬と野生のシカの友情を続行させることは難しいですが、動物たちの種を超えた友情ストーリーに心が温まりますね。