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ジョーク

ジョーク: 郵便局員の心を揺さぶった年金生活者の手紙

ヨーロッパのとある国の郵便局の局員が宛先不明の郵便物の対応作業をしていると、宛先住所の書かれていない手紙が目に入りました。宛名には「神様へ」とあります。

不思議に思い、手紙を読むと…

「親愛なる神様へ

私は夫に先立たれ、わずかな年金でなんとか生活している83歳の高齢女性です。昨日、100ユーロの現金が入ったハンドバッグを盗まれてしまいました。来月の年金支給までの全額を盗られてしまい、無一文です。来週日曜日のクリスマスに友達2人をディナーに招待したのに、食べ物を買うお金もありません。頼る家族もない私にとって、あなただけがたった一つの希望です。どうか、助けてください。

アガタより」

Pixabay

手紙に心を動かされた郵便局員は同僚にもこの手紙を見せました。そして局員たち誰もが財布を手に取り、いくらか寄付を申し出ました。局員たちは合計で95ユーロを封筒に入れ、差出人の女性に送りました。その日は1日中、局員たちは友人と食卓を囲むアガタを思い、温かな優しい気持ちに包まれて過ごしました。

クリスマスから数日後、再び同じ女性から神様へ宛てた手紙が届きました。局員全員がドキドキしながら手紙を読むと…

Pixabay

「親愛なる神様へ

ありがとうございます、感謝してもしきれないほどです。おかげで友人たちとクリスマスを祝うことができました。ディナーであなたのご慈悲の深さについて友人にも話しました。

愛を込めて、アガタ

追伸: そういえば5ユーロなくなっていました。きっと郵便局の職員どもの仕業ですね