ショットガンを持ち教室を襲った少年をコーチは取り押さえる。しかし監視カメラに映ったその後の顛末に涙が止まらない

自由の国アメリカでは、誰もが銃を手に入れることができます。銃を扱う販売店ではディスプレイにずらりと拳銃やライフルが並び、ごく簡単な経歴チェックのみで購入出来てしまうのです。 こうした背景により、アメリカでは銃を使った犯罪が後を立たないことは皆さんご存知の通りです。

今回紹介する事件もやはり、高校生がどこからか銃を入手してしまったことから始まりました。

オレゴン州・ポートランドのパークローズ高校。この閑静な高校の教室に突如として、散弾銃を持った男子生徒が入って来たのです!

このティーンエイジャーは人生に絶望し、「自殺するぞ」と周囲を威嚇します。他の生徒も巻き添えにしかねない、非常に危険な状況であったことは言うまでもありません。

そしてたまたまその場にいあわせたのが、キーノン・ロウさんでした。ロウさんは高校のアメフト部と陸上部のコーチを務めるバリバリの体育会系。自身も、オレゴン大学で活躍していた元アメフト選手でした。

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そして驚くべき方法で、男子生徒の暴走を止めたのです。

監視カメラが捉えた映像をご覧ください。

ロウさん、持ち前の運動神経で素早く銃を男子学生から奪い取ると、そのまま廊下に出て両腕を生徒の身体に回し、背中をさすり、抱き締めたのです。

「誰も僕のことなんか気にしてないんだ!」と叫ぶ生徒に対し、「大丈夫、俺は気にしてる。俺がついてる」と生徒を抱きしめたまま温かい言葉をかけ続けました。

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2人はそのまま廊下に座りこみ、間もなく到着した警察が生徒を逮捕したことでこの一件は幕を閉じました。

ロウさんは、事件後のインタビューで、少年に対して深い慈悲を感じたことを語っています。「若いときは特に、自分のやっていることの重大さが、後になるまで分からないものだからね…」
そしてロウさんは少年が容易に銃にアクセス出来てしまうような環境に疑問を呈しました。

銃を持ち込んだ男子生徒は有罪となったものの、禁錮刑は課されず、代わりにメンタルヘルスの治療と3年の執行猶予を命じられたということです。

アメフトのコーチが、タックルではなくハグで少年の暴走を止めたこの事件はアメリカでも大きな話題を呼びました。愛は憎しみに勝つ…そんな言葉を少し信じてみたくなりますね。

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