飼えない金魚を自然に放してはダメ!恐ろしい姿になって戻ってくる。

夏祭りの季節が近づいてきました。お祭りの人気の屋台といえばやっぱり、金魚すくいでしょう。 スーパーボールすくいやアクリル宝石すくいと違って、生き物をすくうスリルは格別で、別に金魚が欲しくなくてもついついやってしまう…なんて人も多いのでは。たくさんの金魚をビニール袋に詰めてもらったときの高揚感を、子供時代の夏休みの懐かしい思い出として覚えている人も多いのではないでしょうか。

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けれども、ノスタルジーにかられて金魚すくいを楽しんだのはいいものの、ほとぼりが冷めると、すっかり興味が失せ、手に入れた金魚なんてどうでもよくなる…「もうこの金魚、いらない」そんな無責任な気持ちになる人もいるかもしれません。

けれど、いらないからといって金魚を川や池に放したり、あろうことかトイレに流したりしてはいけません。

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そう強く警告するのは、アメリカ・ニューヨーク州で水系の維持や保護をしている団体バッファロー・ナイアガラ・ウォーターキーパー。巨大な金魚の写真とともに、金魚をトイレに流すべきではない理由をFacebookに投稿しました。

「これが、トイレに魚を流してはいけない理由です!この14インチ(36センチ)の金魚は、ナイアガラ川にある下水処理プラントの下流で見つかりました。金魚は一年を通して我々の流域で生きることができ、在来魚の生息地を破壊してしまうんです!」

金魚でかっ!ここまで育つと、金魚というよりもはや鯉のよう…

このように野生化した金魚の影響は深刻です。金魚は在来種の魚よりも早く成長し、非常に食欲旺盛なため、エサを食べ尽くしてしまいます。口に入りさえすればなんでも食べてしまうので、場合によっては在来種を捕食することすらあるんだとか。

それだけ食欲旺盛だけあって排泄量もものすごく、水質を汚してしまいます。自然にはもともとなかった病原菌を広めてしまうケースもあるほか、駆除するのに多額の税金がかかってしまうデメリットもあります。

どんな種類の侵入種も問題になり得ますが、特に金魚のような自然界に天敵がいない種は、生態系に重大な被害を及ぼしてしまいます。天敵がいないので、食料確保の競争に勝ち、長く生き続けます。そしてこのようにいびつに巨大に成長してしまうのです。絶対に放してはいけないことがお分かりいただけるでしょう。

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いかがでしたか? 金魚だって立派なペット、飼い主として最後までしっかり面倒をみることが大切です。それでも、やむを得ない事情で金魚を飼育するのが困難になった場合は、決して自分だけで解決しようとせず、インターネットで里親を募集する、もしくは引き取ってくれるペットショップを探すなど、捨てずにすむ方法を探してみてください。金魚にとっても、地球にとっても嬉しいはずです。ぜひシェアしてくださいね!

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