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コロナ禍 命がけでゴミを集める作業員 しかし可燃ゴミのポリ袋に貼られてあった紙を見て愕然とした

新型コロナウイルスは依然、日本の常識を大きく変え続けています。在宅ワークはもはや当たり前、以前のように当たり前のように人と交流を持つ事も今や大きな制限の下にあります。

そんなパンデミックの中、医療関係者が身をすり減らして最前線で闘ってくれていることは多くの人が知っての通りです。しかしそれ以外でも、決して低くないリスクの中闘っている人たちがいます。例えば、ゴミ清掃の方々です。

回収するゴミの中には何が入っているか分かりません。ひょっとしたら、ウイルスに感染している人が食べた食べ物の残り汁だったり、使い終わったマスクだったり…そういったものと接触してしまうリスクを抱えながらも、日々、社会を回すために奮闘してくれているのです。

しかし残念ながら、多くの人がそんなことを気にかけもせずに、作業員の安全などまったく無関心と言わんばかりのゴミの出し方をしているのが現状です。

しかしそんな中、思いやりの心を持つ人たちも存在していると信じさせてくれるエピソードが話題になっています。

東京都で働く清掃員の人、ある日ゴミ置き場で可燃ゴミを収集中、ポリ袋に貼り付けられている手紙に気が付いたそう。その清掃員は事務所にその手紙を持って変えると、別の作業員もまた、違う手紙を別の場所から持って来ていました。

その手紙は、こんなものだったそうです。

ゴミ収集の皆様へ

御苦労様です。私達は何時も感謝の毎日です。コロナウイルスの感染が広がり、お身体には十分お気を付けてください…

 

コロナにまけないように一緒に頑張りましょう

今後も宜しくお願いいたします。

 

どちらの手紙にも、綴られていたのは、清掃の方々に対する感謝の気持ちだったのです!こんな手紙をもらった清掃員は、自分たちの仕事を誇りに感じたに違いありません。

いかがでしたか?ゴミ清掃の人など、社会を回す上で欠かせない役割を担っている人たちは、海外ではエッセンシャル・ワーカー(必要不可欠な仕事を担う人)と呼ばれています。この手紙を書いてくれた人のように、少しでもエッセンシャル・ワーカーを思いやる気持ちが持てれば、きっとどんな苦境でも乗り越えられるはずです。こちらの記事では、ゴミを出す際に清掃員の感染リスクを下げられる方法を紹介しています。

当たり前の生活を維持してくださるエッセンシャル・ワーカーの方々が、少しでも仕事がしやすいような配慮を忘れないようにしたいですね。

プレビュー画像:©︎Twitter/livedoornews