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あの時代 自分を偽らずに生きようとしたカップル15組

同性婚を合法とする国や地域が増え、LGBTの権利が徐々に認められつつある昨今。しかし、現在に至るまで同性愛者たちが歩んだ道のりは長く険しいものでした。古来より同性愛は存在しましたが、中世に入ると宗教的な背景から同性愛者は迫害を受け、場合によっては犯罪行為として断罪されるようになります。

日本では文明開化により西洋的価値観がもたらされる前、江戸期までは同性愛は男色や衆道として広く浸透していましたが、欧米諸国では多くの国で20世紀初頭から半ばまで同性愛は犯罪とされていました(ヨーロッパでも比較的同性愛に寛容なベルリンでさえ、1994年まで同性愛は違法でした)。

20世紀初頭以前に生きた同性愛者たちは堂々とカミングアウトすることすら許されませんでした。今以上に同性愛に対する世間の偏見は強く、同性愛者は異端扱いされていたのです。

厳しい時代を生きた過去の同性愛者の境遇に胸を痛めた作家兼活動家のネイサン・モンクは、当時の恋人たちの写真を収集しました。偏見の目に晒されながらも、自分に正直に生きようとしたカップル15組の写真を紹介します。

1. 規律の厳しいビクトリア時代のカップル(1900年代頃)

2. 愛し合う若い兵

3. 同性婚が認められなかった時代

4. 眩しい笑顔

5. 同性愛者を弾圧したナチス・ドイツ、ナチス党内の同性愛者も迫害・殺害されました

6. 愛し合う眼差し

7. ビーチでの休暇

8. 19世紀、アメリカのカップル

9. カミングアウトすることは、ときに自殺行為でもありました

10. 恋人同士、雰囲気も似ていますね

11.  公衆の面前ではキスはおろか、手を繋ぐことすらできない時代でした

12. 人種差別に加え、同性愛者として二重のマイノリティとして生きたカップル

13. 可愛いカップル

14. クールなカップル

15. 優しい雰囲気が溢れる1枚

同性愛者として厳しい時代を生きた恋人たち。この15組はその後、いったいどんな人生を歩んだのでしょうか?

プレビュー画像:©︎Facebook/Father Nathan Monk, ©︎Facebook/Father Nathan Monk