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退職した教師が、親たちの責任を追及する。【100万回以上シェアされた女性教師の新聞投稿】

教育は人が成長するのになくてはならないものですが、教師の果たす役割は今も変わらず大きいものです。授業の進め方、課外活動のあり方、宿題の量などの教師の方針に意見を伝え、積極的に学校教育に関わろうとする親が多くいること自体は良いことでしょう。ところがまるで学校をサービス施設と勘違いしているのか、不満ばかり並べて自己中心的な要求を繰り返すモンスターペアレンツと呼ばれる親が多いのは世界的な傾向のようです。

退職したアメリカ人教師のリサ・ロバーソンが、「教育の問題」は一体誰の問題なのか、辛辣に問いかけた新聞投稿が話題になっています。

「公立学校のことなんて何にも知らずに、授業参観にも来ない人が教育システムを直そうと口を出してくるのには、もううんざりです。

教師が問題なのではありません!問題は親です!子供達は、マナーや敬意、他の人とどうやって仲良くするかという一般的な概念さえも知らずに教室に来るのです。教師の服装の合計金額よりもずっと高価な靴を履いて教室に来る子供が、紙もペンも持っていないことがあります。そういう子供達に誰がノートやペンを与えると思いますか?多くの場合、教師が自腹を切って提供しているのです。

『崩壊する教育現場』に注目するなら、親と子供たちに注目してみてください。親は授業参観に来ていますか?教師と定期的に話し合っていますか?必要な学用品が子供達の手元にあるか、確認していますか?子供達がちゃんと宿題をするか、確認していますか?

Pixabay/StockSnap

親は日中の連絡先を教師に知られせていますか?子供達は教室でちゃんとノートを取っていますか?子供達は宿題をやってきましたか?教室で落ち着いて授業を受けていますか、それとも妨害していますか?

こうした事実を見ていけば、崩壊しているのは学校ではなく、親なのだということがわかるでしょう。教師は、教育という仕事に加えて親たちの仕事まで請け負うことはできません。親が責任をもって自分たちの仕事を全うするまでは、何にもうまくいかないでしょう!」

これまでに100万回以上シェアされたリサの投稿は、賛否両論大きな議論を巻き起こしています。いずれにせよ、教師も親も対等に子供の教育のことを話し合う場が必要なのは確かなようです。あなたはどう受け止めましたか?