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天国のおじいちゃんに手紙を送った3歳児。ある日、返事が届いた。

両親からおじいさんは天国にいるとを教えてもらった3歳児のルカ・クログル。ドイツの街・エメリッヒに住む彼にとって、天国は実在する街のようなもの。「空の上のおじいちゃん」と呼んでいる祖父に、いつか会いに行きたいと思っていました。そこでルカはある日、両親に「天国まで続く階段を作ることはできるの?それかロケットに乗ったら天国まで飛んで行ける?」と尋ねてみることにします。

それを聞いた母のジェニーには、良いアイディアがありました。「空の上のおじいちゃん」への手紙を添えた風船を飛ばすというものです。

「まさか風船を見つけた人から返事が来るとは思ってもみませんでした」とジェニー。なんと風船を飛ばして2日後に、一家の郵便受けに返事の手紙が届けられたのです。その手紙の差出人欄には「空の上のおじいちゃん」と書いてありました!

「1行目を読んだ後、涙がとまりませんでした。手紙は子供でも分かるよう易しい表現で書いてあり、心にじんときました」ジェニーは当時を振り返ってこう語ります。家族がFacebook上に投稿した手紙がこちらです。

「親愛なるルカへ

手紙と絵をどうもありがとう。とても素敵な絵で何度も眺めているよ。お絵かきが上手なんだね。おじいちゃんには会えないかもしれないけど、おじいちゃんはいつもルカの側にいるよ。おじいちゃんはね、夜になると明るく光るお星さまに住んでいるんだ。パパとママにどのお星さまか聞いてごらん。ここからは心優しい良い子のルカが、はっきりと見えるんだよ。どんどんルカが大きくなっていくことも、パパとママの言うことをちゃんと守っていることも、全部見えてるんだ。だからおじいちゃんに会えなくても、もう悲しまなくていいんだよ。もう泣かないでね。これからはいつも笑顔で元気なルカでいてね。

愛を込めて

【空の上のおじいちゃん】より」

おじいちゃんに会えなくて悲しいルカに、誰かがわざわざ心のこもった返事の手紙を書いてくれたのです!手紙はどうやら隣の街・レースから送られてきたようで、両親は手紙をFacebookに投稿することで、差出人を見つけてお礼がしたいそうです。

「息子のルカに幸せをもたらしてくれた手紙の差出人さん。感動して涙が止まりませんでした」ジェニーはFacebook上の投稿で綴ります。「息子に手紙を読んでいる間、ドキドキが止まりませんでした。そうお伝えしたくて。本当に心から感謝しています」