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おもしろ・びっくり

2歳児が前世の人生を語る

米国オハイオ州シンシナティ在住のエリカ・ルールマンは7年前、息子のルークが少し変わった遊びをしているのに気がつきました。

当時2歳のルークは、パムと名付けたてんとう虫の人形でよく遊んでいました。ファンタジーの世界に浸っているのだろうと、エリカはルークがこの人形を使っておままごとをしているのをそれほど気にも止めませんでした。ところが、ルークはありとあらゆるものをパムと名付け始めたのです。この頃からエリカはルークの様子を気にし出しました

YouTube / VisualiveTV

一体パムとは誰のことなのか、おままごとに興じる息子に思い切って聞いてみました。次の瞬間、息子の答えに身も凍る思いだったと言います。「僕はパムだったんだよ。天国に行って、神様に会って、僕はもう一度地上に送られたんだ。目が覚めたら僕は赤ちゃんで、ママは僕のことルークって呼んだんだ」

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息子の解答にゾッとしながらも、なんとかもう少し話を聞き出そうとするエリカ。すると徐々に、ルークは前世で黒髪の少女だったと言うのです。そしてシカゴに暮らし、恐ろしい火事で命を失ったことを身振り手振りを交えて伝えるのです。ある奇妙なジェスチャーを繰り返しながら。

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シカゴに親類は一切おらず、パムという人物とも面識のないエリカは、息子が語る詳細なストーリーに言葉を失いました。2歳の息子が想像力だけでこれほど込み入った物語を作り上げるとは到底思えません。とにかく、息子のストーリーの手がかりはないかと、インターネットで検索し始めます。

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しばらくネット検索を続けていると、エリカはある情報を目にして全身から冷や汗が吹き出たと言います。1993年3月、当時30歳のパメラ・ロビンソンという女性が、シカゴ市内の燃え盛るホテルから脱出しようと窓から飛び降り亡くなっていました。エリカはこの記事を読むと、ルークが何度も繰り返していたあの奇妙なジェスチャーの意味をようやく理解しました。息子は前世の自分が燃え盛る火の中から脱出しようと飛び降りる様子を繰り返していたのです。(パムはパメラのニックネーム)

ルークの物語はやがてマスコミの知るところとなり、ルークはテレビ番組に招かれます。この番組で、複数の写真を提示されパメラは誰かと聞かれたルークは、難なくパメラ本人の写真を指差したのです。

しかし、現在9歳になったルークは、2歳の頃母親に語ったこともパムのことも覚えていないと言います。5歳になった頃、どういうわけか突然前世のことを語らなくなったのです。

ルークの驚くべき物語はこちらの動画でもご覧いだけます(音声英語のみ)。

パムの魂がルークの体で生まれ変わったのでしょうか?それとも子供の持つ信じがたいほどの想像力のなせる技なのでしょうか。今となってはこの疑問は闇の中です。皆さんはどう思いますか?

プレビュー画像:©︎YouTube / VisualiveTV