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松葉杖でエスカレーターに乗る86歳と81歳の老夫婦。しかし後ろから来た男の行為に怒りで震え上がった。

「右側しか立てない人もいる」

…こんな書出しで、その投書は始まります。その投書をしたのは、神奈川県に住む81歳の主婦。今、この投書が、日本中で大きな波紋を起こしています。一体どのような内容なのでしょうか。

(中略)

86歳の夫は障害があり、エスカレーターでは左手で松葉づえを持ち、右手は手すりにつかまらなければ、体が不安定で危ないのです。

駅のエスカレーターを利用した時のことです。私は、右側に立つ夫から少し離れた左側に立って夫を見守っていました。

後方の若い男性がいら立っているのが分かりました。夫がエスカレーターを降りて歩き始めた時、彼は夫の頭をたたいて追い越して行きました。その後ろから、別の男性が「左側に乗ってくださいよ」と言い、通り過ぎました。

女性は投書の最後を、こう締めくくります。

右側にしか立てない人もいることを理解してほしいです。

この投書は、瞬く間にバイラルになりました。SNS上では、この思いやりのない男性たちを非難する声が相次いでいます。

確かに日本の一部では、「エスカレーターに乗る際、歩いて登らない場合は右側が左側、どちらかに寄らなければならない」という暗黙の了解のようなものがあります。しかしだからと言って、明確な決まりがあるわけではありません。

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そもそも機能上は、エスカレーターの上では止まっている方が危険性が少ないとも言われており、「エスカレーターの片側に寄る」方式は必ずとも理にかなっているとは言えません。また、関西と関東でもどちらに寄るかのルールには違いが見受けられます。

このように偏狭的なルールに縛られず、思いやりの心を持って公共の設備を使っていければそれに超したことはないはずです。皆さんはこの投書を読んでどう思いましたか?ぜひコメントで教えてくださいね。

プレビュー画像:©︎Twitter/@chisae1973