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【ありえない!モンスター患者】超非常識な患者の実態について看護師が激白!

看護師は最も責任ある職業の一つです。決して簡単な仕事ではなく、社会に不可欠な大切な仕事です。看護師の資格は、何年もの厳しい訓練を受けて、ようやく得ることができます。病院でてきぱきと働く看護師さんの姿に安心感を抱いた経験のある人も多いでしょう。

 

 
 
 
 
 
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しかし病院や介護の現場で看護師をとりまく環境は、日本だけでなく海外でも厳しいようです、夜勤や交代制勤務であること、肉体的にも精神的にも非常にハードな仕事であることは容易に想像ができます。でも、多くの看護師さんにとって、もっともストレスが大きいのは、患者さんやその家族などからの暴言、脅迫、セクハラなどの被害だと言います。

最近、ドイツのTwitterではドイツ国内の看護師さんたちが#respectnurses (#看護師に敬意を) というハッシュタグで、病院で何が起きているかを次々に報告しはじめています。医療の現場で働く看護師さんたちの心を守るために、まずは何が起きているかを知ることから始めましょう。

Nurse1

「外来で年配の男性の陰部洗浄をしていると、『もっと強く洗ってくれ。その方が気持ちいいから』と言われた。これが私の仕事なのか…」

―こういうエピソードが圧倒的に多く、気が滅入ります。

Nurse2

「(マネージャーから言われたこと)休憩が取れなかった?シフトで休憩時間は決まっているはず。時間管理ができていないから、仕事を終わらせることができなかったのだろう?休憩を取れなかったからといって私は責任は取れない」

―法的に保障された権利の侵害です。でも、仕事がなくなるのを恐れて、何も言えない人が多いのも現実。

「こんにちは。私は○○ですけど個室を予約するわ」

「病院は部屋の予約はできませんが…」

「私がどこの誰だか分かっているの?」

―自分が特権階級だと考えている人は多いようです。

「息子の体を洗うときは、ショートパンツとトップスを着てね。息子はシャワー中にマスターベーションをするから、シャワー室の中で立って待ってて」

―なんて母親。もちろん、そんな仕事受ける必要ありません。

退院する患者さんが「大変お世話になりました」と言ってくれたのに、患者さんのご家族が「そんなこと言わなくていい。それがこの人の仕事だ」と。

―礼儀知らずで恥ずかしい。

外来看護実習中:看護する患者役はシャワーを浴びることになっており、患者役の人は私を追い詰め、勃起したペニスを私の手に持たせ、卑猥な言葉を。事件は報告したけど処罰はなし。

―ひどい話。処罰がなかったなんて、ありえない。

「白雪姫ちゃん、背中をマッサージして」「おしっこする間、ペニスを持っていて」「食べさせてくれたら食べてもいいよ」「足を洗ってくれ」「イタリア人なの?ドイツ人の看護師に代えてくれ」

―どれも屈辱的な暴言ばかり。この人たちは、心停止になったときに自分たちを生き返らせるのは看護師だと分かっているのでしょうか。

「男か。どうやって看護師になったんだ?洗ってもらうなら女性の方がいいな」

―今どき、男性看護師を初めてみたのでしょうか?男性にも女性にも失礼すぎる。

「22年間で初めて患者が病院を追い出されました。同僚の看護師に1週間ひどいことをした患者です。でも彼が追い出されたのは、医者に暴言を吐いたから」

―医師に対する暴力行為以外は、上司に無視されることがほとんどのようです。

「これを読んでいる医療従事者全員に:目をそらさないで!立ち向かいましょう!暴力と無礼に対抗するため、看護師/救助隊員/専門スタッフをサポートしてください」

―上記の通り、医師は影響力が強いので、医師たちに看護スタッフの後ろ盾を強化してほしいと呼びかけています。

ドイツでは多くの看護師が、何年もの訓練の末に得た資格を捨ててまで仕事をやめているそうです。でもこのような環境下ではそれも不思議ではありません。社会に不可欠なハードな仕事をしている人たちは、相応の敬意をもって扱われ、尊敬されるべきです。

世界保健機関 (WHO) は2020年を看護師と助産師の国際年にすると宣言しました。今のままでいいはずがありません。彼らがもっと尊敬される社会を作り上げるのは私たち自身です。

プレビュー画像:©︎Instagram/georgiathedoctor