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ジーンとくる話

【まさかこの猫が…?】特殊能力ゆえに施設の独房に「監禁」された猫!

一心にドアの外を見つめる1匹の猫。よく見るとドアの外にはドアノブに結びつけられたホウキが。猫が出ないための鍵代わりでしょうか?

「ここから出して」と言わんばかりに、外を見てアピール。猫好きさんでなくても、思わずドアを開けて脱走のお手伝いをしてあげたくなります。

 

しかし、その手に乗ってはいけません。同情は禁物! 実はこの猫、こう見えて脱走のプロ。現在暮らしている保護施設では脱走を繰り返し、さらには他の猫の脱走まで手助けする脱走職人キャットとして、施設職員を悩ませていたのです。

テキサス州ヒューストンの保護施設Friends For Life Animal Rescue and Adoption Organization – Houstonで数ヶ月前から保護猫生活を送るキルティー(6歳)。しかし、キルティーが同施設の住人となって以来、奇妙な現象が起こるようになります。職員が朝に出勤すると、なぜか猫部屋のドアが開いており施設内の至るところで猫たちが自由気ままに遊びまわっているのです。

「出勤早々、夜の間に脱走した十数匹の猫たちを猫部屋に連れ戻さなければいけませんでした」と施設職員のジェニファー・ホプキンズ。

 
 
 
 
 
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TODAY, a new day to judge humans. Never give up on your dreams, fam. XOXO See you guys in a few hours. . . . #freeQuilty #NoMoreDoors #QuiltyNotGuilty

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施設内の防犯カメラの映像を調べたところ、なんと犯人は猫のキルティー。ジャンプして前足をドアノブに掛けては器用にドアを開き、仲間の猫たちを集団脱走させていたのです!その結果、脱走対策としてホウキと紐でドアノブが固定されたものの…キルティはまたしてもまんまと脱獄、いや、脱走に成功。

「見張りの目」を気にしつつも、果敢に脱走チャレンジするキルティをご覧ください:

 
 
 
 
 
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Never give up on your dreams. This is my technique. I’m just WAITING for them to forget to use this stupid lock thing… . . #freeQuilty #NoMoreDoors #QuiltyNotGuilty

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猫パンチを繰り出しドアを連打。飽くなき自由への探究心でしょうか…見られていることに気づくとちゃっかりトボけたふりもお手の物。

 
 
 
 
 
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I’m going ÎNŞÅŇË in here folx. Spice level 🌶🌶🌶🌶🌶. And they literally just come stare at me… #WTFhumans 🙄 . #NoMoreDoors #QuiltyNotGuilty #freeQuilty

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ホウキと紐の応急処置も虚しく、相変わらず脱走を繰り返すキルティー。そこで施設職員はやむなくキルティーを建物のロビーの「独房」に監禁することに。キルティの脱獄テクニックでは開けることができない扉付きの部屋で厳重な管理下に置いたのです。

ドアが開けられない…ちょっとションボリ顔のキルティ。

 
 
 
 
 
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「キルティのお陰でこれまで夜の脱走劇を楽しんできた猫部屋の元ルームメイトたちは、独房に入れられたキルティを恋しがっているようです。でもこれまで朝の『猫捕物』に振り回されてきた職員としては、キルティの猫部屋復帰を望む猫たちの希望をおいそれと受け入れるわけにはいかないんです」と施設広報。

施設Facebookでキルティの脱走エピソードが紹介されるとネット界の注目を集め、専用のInstagramまで立ち上げられキルティは一躍時の猫に。SNSでの里親募集は大きな反響を呼びました。そして多くの引き取り希望者の中からキルティの家族として選ばれたのがこちらの一家。

なんと、気合の入ったキルティ柄のジャケットでお出迎え。新たにキルティを家族として迎え入れる歓迎ムードいっぱいの装いです。

新しい家庭でキルティが再び、脱走チャレンジに挑むのかが気がかりではありますが…なにはともあれ、第二の猫生をスタートさせるキルティが末長く幸せでありますように!