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ジーンとくる話

【耳付き帽子のニャンコ】耳を失った子猫が温かな家庭に出会う

カリフォルニアの路上で野良猫生活を送っていた生後3ヶ月の小さな子猫。心無い人間から虐待を受けたらしく、両耳と尻尾を切り落とされていました。

幸いにも、カリフォルニア動物保護団体「Humane Society Silicon Valley (HSSV) シリコンバレー動物愛護協会」に保護され、手厚い看護を受けることができました。

「切断された傷口もすっかり癒えたものの、人間からひどい虐待を受けたため子猫はすっかり怯えきっていました」と保護施設職員の一人、ミシェル・ニコルソンは語ります。

人間に対する不信感から情緒不安定に陥っていた子猫を施設職員は「カルマ」と名付け、まずは人間に対する信頼回復に努めました。

施設でボランティアとして働くカーラ・バーチはカルマを一目で気に入りました。帰宅してもカルマのことが頭から離れないカーラは、耳を切り取られたカルマのために、ニットの耳付き帽子とネズミのおもちゃを編み上げます。

失った耳の代わりの帽子がとっても可愛いですね。里親に引き取られたカルマは現在、愛情豊かな飼い主のおかげで少しずつ人間に対して心を開きつつあるそうです。

幼くして悲惨な体験から心にトラウマを負ったカルマですが、温かな家庭に迎え入れられ、ようやく穏やかな生活を手に入れることができました。

今後、カルマの心が1日も早く癒され、普通の家猫と同じように幸せな日々を送ることができますように!