盆休みに帰省した男性は祖母からのおこづかいを断わった。その後の展開は涙なしでは見られない

長い夏休みが終わり、多くの公立小中学校で二学期が始まるこの時期。夏の終わりに、ふと子供時代の夏休みの記憶が蘇る人も多いのではないでしょうか。

2019年にTwitterで大反響を呼んだ投稿を紹介します。イラストレーターとして活躍するともわか（@a0PH）さんのツイートに添付されているのはともわかさんの創作漫画で、物語の登場人物は2人の会社員と思わしき若い男性。仕事を終えた2人は、ビール片手にお盆休みについて語り始めます…。

たしかにいつも優しいおじいちゃん・おばあちゃんは、果物、お菓子、お小遣いなど…孫にはなんでもくれますよね。

おばあちゃん、本当に寂しそう。年金生活をするおばあちゃんのお金を貰うわけにはいかない…という、彼なりの優しさからの行動でしたが、本当にこれで良かったのでしょうか？

子どもの頃は多くの人が「お菓子」や「お小遣い」に一喜一憂していたはず。でも大人になった孫に何をしてあげれば喜んでもらえるのか、おばあちゃんにはもう分からなくなってしまっていたのです。

連れの男性の言葉にハッとさせられた彼。「会いたくなってきた」と泣いてしまいます。男性の言う通り、おばあちゃんは孫が立派な大人になったことを喜んでくれている反面、まだ子どもだった頃のことを思い出して、寂しい気持ちになってしまったのでしょう。

実家のばあちゃんのはなし。#創作漫画 #tmwk漫画 pic.twitter.com/p7p7cLZNyH

— ともわかtomowaka (@a0PH) August 22, 2019

ともわかさんの投稿にはすでに6.3万件を超える「いいね」が寄せられ、Twitterで大きな話題を集めました。

この投稿に寄せられたコメントを見ると「おばあちゃんにとって孫はいつまでも小さかった孫なんやろなあ。最後のコマ、おばあちゃん嬉しそうに大きい方のアイスを孫にあげてる…優しす…泣」や「亡くなった祖父母を思い出しました。病床でも「帰りにジュースでも飲み」と毎回くれたお小遣い。最期にもらったお金はまだ使えてません」など、多くの人が自分の祖父母の記憶と重ね合わせながらこの漫画を読んでいることが見て取れます。

親はいつまでも子供は子供っていうし、おばあちゃんにとって孫はいつまでも小さかった孫なんやろなあ。
最後のコマ、おばあちゃん嬉しそうに大きい方のアイス孫にあげてる…優しス…😭

— 優希@トラッ ク運転手 (@yuuki__takagi) August 22, 2019

先日祖母が亡くなったんですが、本当にこんな感じの人でした。ステキな漫画をありがとうございます。
祖母に会いたくなりました。。。

— 竹馬 (@5851whbh) August 22, 2019

僕も遠いおばあちゃんとこういうことがありました。こういうことなんですね…
恥ずかしながら一人で泣いてしまいましたw

とてもいいお話でした！ありがとうございます✨！

— まーくん (@KHAOS_MAHKUN) August 22, 2019

いかがでしたか？お盆休みはあっという間でしたが、ともわかさんの漫画を読んだらまた実家に帰りたくなってしまいました。私たちに家族や愛する人と過ごす時間を一分一秒、大切に過ごしたいものですね。

プレビュー画像：©︎Twitter/a0PH