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【トモダチ】西日本豪雨でボランティアで排水溝の泥を掻き出す米兵。彼の正体を知って度肝を抜いた。

台風12号が通過した西日本豪雨の被災地では、住民の方々による片付け作業が再開されました。台風によって復興作業が中断したり、ボランティアが来られなくなったりと、被災者に様々な影響が出ています。西日本各地の被災地では酷暑の中、多くのボランティアの方や約3万人の自衛隊員の皆さんが連日活動していますが、在日米海兵隊もその作業に加わっていることをご存知ですか?

なんと米軍の海兵隊は日本からの支援要請が無かったにも関わらず「トモダチ作戦」と称して、休日返上で現地で復興支援をサポートしてくれているのです。この作戦の一環として、在日米海兵隊岩国航空基地(山口県岩国市)の海兵隊員が排水溝の中に詰まった泥を掻き出す作業を捉えた写真がFacebook上に投稿され、話題を呼んでいます。

Facebook/mcipacpao

Facebook/mcipacpao

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その写真がこちら、ひとりの海兵隊員が狭くて薄暗い排水溝に入って、中に溜まった泥をスコップで書き出しています。日本人としてありがとうと言いたくなりますが、実はこの男性はただの海兵隊員ではありません。

彼の名前はリチャード・ファースト大佐。なんと在日米海兵隊岩国航空基地の司令官なのです!この写真は大佐が隊員らの先頭に立って自ら排水溝の中に入って作業を行っていた光景を捉えたもの。海兵隊のFacebookページに投稿されたこの写真にはすでに4500を超える「いいね」が寄せられ、1000件以上シェアされるなど話題となっています。

外にいるだけでも熱中症になりそうな猛烈な暑さの中で、狭い排水溝の中でうずくまって作業をする大変さは計り知れません。大佐含め多くの海兵隊員の皆さんが、同盟国とはいえ所詮よその国である日本のために協力してくれる姿に胸が熱くなります。Facebookの投稿には、写真を見て感銘を受けたFacebookユーザーの方々から「日本人として心からの敬意と感謝の意をお伝えしたいです」や「自らの行動で部下を導く尊敬に値する行動です」といったコメントが160件以上も寄せられています。

海兵隊の皆さん、暑い中での支援活動本当にありがとうございます。日本とアメリカの友情がこうしたボランティア活動などを通して、より確かななものになると良いですね。