不審なバスケットを開けた空港職員は腰を抜かした。そこに入っていたのは…

「森の住人」と呼ばれるオランウータンはもっとも人間に近い動物の一種です。ボルネオ島とスマトラ島の、豊かな熱帯の森に生息している彼らですが、近年、違法伐採や農地開拓などによる生息地の減少、そしてペットにすることを目的とした違法な密猟や密輸やによって、急激に数が減っています。

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今回紹介するのは、そんなオランウータンを襲った衝撃的な事件です。

事件が起こったのはインドネシア・バリ島のデンパサール空港。空港の警備員が、不審なバスケットを発見することから始まります。開けてみてビックリ…そこにはなんと、スヤスヤ眠るオランウータンの赤ちゃんが入っていたのです!

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すぐさま警備員は警察に通報し、持ち主が判明しました。ロシア人観光客のアンドレイ・ゼストコフ容疑者です。ゼストコフ容疑者は、このオランウータンは友人から贈り物としてもらったもので、ロシアに連れて帰ってペットにするつもりだったと主張しています。その友人は、オランウータンをジャワ島の市場で3,000ドルで購入したと供述しています。

そのオランウータンは推定年齢2歳で、薬で眠らされた状態でした。また、ゼストコフ容疑者のスーツケースからは、生きた状態の2匹のヤモリと5匹のトカゲも見つかっています。ゼストコフ容疑者は、密輸を企てた罪で5年以下の禁固刑と7,000ドルの罰金を科される可能性があるそうです。

保護されたオランウータンの赤ちゃんの健康状態は明らかにされていませんが、後日活発に動き回る様子がカメラに収められています。無事で何より!

絶滅が危惧されるオランウータン。もちろんこうした密猟者の手によって数が減っていることも確かですが、森林伐採で住みかを追われ、命を失うオランウータンが多いのも事実です。森林を切り開いて植えられるパームヤシからとれるパーム油が含まれている食品、例えばポテトチップス、ファーストフード、カップラーメンなどの消費する私たちも、間接的にオランウータンの生命を脅かしていると言えるのかもしれません。

命の重さは人間もオランウータンも変わりません。ぜひシェアして、広めてくださいね!

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