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えらい

眠れる森の美女のはずが何かがおかしい。映画館である事に気がついた女性は次の瞬間信じられない光景に出くわした

大切な人を笑顔にしたくて、またはこれまでにないくらい驚かせたり、はたまた兄弟へのちょっとしたイタズラのつもりだったりなど…大なり小なり、人生の中で誰もが仕掛け仕掛けられたことのある「ドッキリ」。

今、アメリカで起こった世紀のドッキリに話題が集まっています。2019年の年末、リー・ローチェラーさんは高校時代からの彼女のステューシー・デビッドさんを連れて映画を見に行きました。映画は『眠れる森の美女』。ステューシーさんの幼い頃からのお気に入りの映画です。

眠れる森の美女

映画の終盤になって、ステューシーさんはある異変に気がつきます。オーロラ姫とフィリップ王子の様子が何だかおかしい…。そしてあからさまに顔を歪めるステューシーさん。

Facebook/Lee Loechler

何かに気がついたのか、ステューシーさんの顔は驚きの表情に変わります。そんな彼女を傍にリーさんは何やらニヤニヤ。

Facebook/Lee Loechler

彼女は王子がリーさんに見立てられている事に気がついたのです!

Facebook/Lee Loechler

そして劇中で本来と違うプロポーズの展開に …。

Facebook/Lee Loechler

え、なんでこの展開になるの?と言わんばかりに驚きの表情を見せます。

Facebook/Lee Loechler

とその瞬間、映画のスクリーンからリーさんに指輪の入った箱が投げ込まれ…なんとプロポーズスタート!リーさんは彼女が大好きな『眠れる森の美女』のエンディングを、自分に見立てた王子とステューシーさんに見立てた姫のオリジナルバージョンに作り替えていたのです。

Facebook/Lee Loechler

驚きが隠せない様子のステューシーさんにリーさんは伝えます。

「あなたのことを心から、心臓も心室も心房も、心の底から愛しています。(周囲に対し)僕の彼女は心臓の医者でして…」

するとステューシーさんは他の観客に申し訳ないと言い出します。でも実は彼ら全員はなんと、お友達と家族。これもリーさんが事前に仕掛けたドッキリのうち。

「僕と一緒にこれからもずっと幸せに生きて行きませんか?」

リーさんの最後の問いかけに答えはもちろんイエス。2人の喜びが爆発した笑顔に感動します。

Facebook/Lee Loechler

そしてエンデイングの最後には、The End(終わり)ではなく、The Beginng(始まり)の文字が。プロポーズが2人のゴールではなく、新しいスタート地点に立ったことを意味しています。

Facebook/Lee Loechler

この大ドッキリプロポーズにステューシーさんは「信じられない」を連発し、大興奮の様子。映画制作の仕事をしているリーさんは、この日のために半年前からアニメーター仲間の協力を得て準備をしてきたそう。

まさに夢のようなこのプロポーズに、動画をみた人々からは彼の想像力溢れるアイディアに称賛の嵐。「誰も思いつかなかった」「普段感動なんてしないけど、これには感動した」「今まで見た中で一番のプロポーズ」など、興奮と感動が止まらない様子。

劇場を出た2人には更に嬉しい祝福が待っていました。映画館の電光掲示板には2人を祝福するメッセージが。

Facebook/Lee Loechler

リーさんステューシーさん、末長くお幸せに!

感動のプロポーズの動画はこちらからご覧いただけます。(英語のみ)