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タイでプレデターが警察に職務質問を受けた 彼がマスクをとった瞬間 呆気にとられる

アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務め、公開当時一斉を風靡した映画「プレデター」。映画のジャンル化が進むご時世に、SF・ホラー・アクションの全ての要素を融合させたことで大ヒットとなりましたが、外宇宙からやってきた異星生物種族「プレデター」の秀悦なクリーチャー・デザインもまた、見所の一つです。

しかし、このプレデターがタイの警察に職務質問を受ける画像が公開され話題となっています。その写真がこちら。

imgur

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本物のプレデターにしか見えないコスプレの高い完成度と、映画の中では恐ろしい存在であるプレデターが、警察に職務質問を受けるというシュールな光景が世界のネット民の間で話題を呼んだのです。この写真がネットで公開されて以来、マスクの下に隠れた人物については謎が多いままだったのですが、ついに先日「タイのプレデター」の正体が判明しました!

彼の名はサマイ・カモングクル。平日はタイでも名の知れた大企業でマネージャーとして働いており、休日は趣味でプレデター風に改造したバイクに跨り、ムックダーハーン県周辺を走りまわるんだとか。思いの外、普通な顔で拍子抜けしてしまいますね。

プレデターのコスチュームは、すべて彼の自作。頭部の土台はヘルメットを使用し、バイクに乗っている時に着用しても安全なように作られており、金属やゴムなどを使って頭部を製作するのにはなんと40〜50日も必要なんだとか!

サマイさんが本格的にプレデター・コスチュームの製作に携わるようになったのは、今から6年前のこと。10年以上前に映画「プレデター」のファンになってからというもの、「いつか自分でプレデターのコスチュームを作ってみたい」と思うようになったんだとか。

プレデターの格好で地元の学校を訪れ、スピーチを行うこともあるというサマイさん。「私は学生の頃、成績優秀ではありませんでした。でも楽しいと思えることを見つけることが大切なんです。誰にでも得意なことはあって、それを見つけるタイミングは人それぞれなのですから。」と子供たちに向けたコメントを残しています。

プレデターの格好で道を歩いていて、見知らぬ人に記念撮影を求められても快く応じるというサマイさん。「他人の喜びが私の喜び」と語るサマイさんは、これからもプレデターとしての活動を続けていくと語っています。

プレビュー画像: / © Imgur/PlushtoysEveryWhere