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えらい

タコはW杯日本の勝敗を全て的中させた。しかし3日後のあまりの姿に目を覆う。

ロシアで開催中のサッカーワールドカップが盛り上がりを見せています。今回のW杯の面白いところは、何と言ってもその意外性。強豪であるハズのチームがあっさり破れてしまったり、さほど目立った活躍を見せてこなかったチームが快進撃を繰り広げたり、熱いドラマが連日のように生まれています。

 

その陰で、ある一匹の海の生き物が巷で話題になっていたこと、みなさんはご存知ですか?
その名も「ラビオ」くん。タコ漁がさかんな北海道小平(おびら)町臼谷漁港の漁師・阿部喜三男さん(51)が水揚げしたミズダコです!
一体このラビオくんの何が特別なのでしょうか?

阿部さんは子ども用ビニールプールにラビオくんを放ちます。さらに日本、対戦国、引き分けを示す3つのかごを設置。そう、実はラビオくん、サッカーの試合の勝敗を占う、占いダコだったのです!

阿部さんが「特産品を知ってもらえてW杯を盛り上げられるなら」と、その日採った一番生きの良いタコをラビオくんと名付けたのが始まりでした。ちなみにラビオは、小平を逆さに読んだものです。

ひょんなことから始まったこの占いですが、結果は驚くべきものに。
なんと、グループリーグの日本の試合の結果を全て的中させてしまったのです!

これには日本中のサッカーファンもびっくり。大迫選手に血なんで「ラビオくん、ハンパないって!」と熱視線が注がれました。メディアにも取り上げられ一躍、時の人(タコ)となったのです。

しかしラビオくんの悲報が飛び込んできたのは数日前のことでした。ラビオくんがなんとすでに茹でタコとなり、出荷されてしまったことが発覚したのです。
これには「かわいそう!」と日本中で議論が巻き起こりました。

しかし当然、ラビオくんはもともと出荷されるために捕獲されたタコ。
占いの主催者も、こんな声明を出しています。

ちなみに過去にもサッカーの勝敗を占うタコは存在しました。
それはドイツの「パウル」くん。W杯南アフリカ大会ではドイツ代表の7試合に決勝戦を加えた計8試合の勝敗を全て的中させ、世界的な名声を得ました。その後、パウルくんは水族館で大切に飼育されたといいます。

いかがでしたか?ちなみに阿部さん、2日には日本対ベルギー戦の予想イベントを行う予定。当日水揚げされるタコを「2代目ラビオ君」として起用し、W杯終了まで茹でずに大切にするとのことです。ラビオくんの意志をしっかりと受け継ぎ、日本代表が奮闘してくれることを期待しています!