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紛らわしい!見落としがちな10の違い

見た目の特徴が似ている生き物や、なんだか混同しがちな紛らわしい地名…きっと誰しも心当たりがあるはずです。例えば、クロコダイルとアリゲーターの違い、今すぐ説明することができますか? 

世間一般で混同されがちな定番の10例と、両者の違いをはっきり区別するのに役立つ豆知識を紹介します。知っておいて損はない?プチ知識は話のネタにも使えるはず!

1. ラブラドールとゴールデンレトリバー

 よく混同されがちなのが、ラブラドールとゴールデンレトリバー。 見た目も体つきもよく似た犬種ですが、ゴールデンレトリーバーは毛足が長く大きめの体格で、やや口が長めです。 ラブラドールは短毛で筋肉質、横に広めの頭を持っています。どちらも明るく人懐っこい性格でペットに人気の犬種です。

2. アリゲーターとクロコダイル

アリゲーター(左)はU字型の口先、クロコダイル(右)はV字型の口先をしており口を閉じても歯が見えています。どちらも人を襲う可能性があるため、遭遇しても近づいてはいけません。

3. ハスキーとアラスカン・マラミュート

パッと見、よく似た印象の犬種ですが、アラスカン・マラミュートはハスキーに比べ一回り大きく、がっしりとした骨格と筋肉質の体格です。密生委した厚みのあるモコモコ毛皮に覆われ、全体的に丸みを帯びた印象の外見です。ハスキーのような青い目の個体はアラスカン・マラミュートにはあまり見られません。いずれにせよ、どちらも美しい寒冷地帯出身の犬種です。

4. 英国(連合王国)、グレート・ブリテン、イングランド

英国(連合王国)とは「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」の総称であり、グレート・ブリテンはイングランドやスコットランド、ウェールズの3つの国からなり、ブリテン諸島を構成する島々の中でも特に主要な、イギリス国土の中心的な島です。イングランドはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国を構成する4つの国のうちの一つです。

5. 絵文字と顔文字(エモーティコン)

今やEmojiの名前で海外でもすっかり定番となった日本発の絵文字。絵文字が浸透する以前は、欧米では文字や記号を組み合わせて表情を表現した顔文字(エモーティコン)が主に用いられていました。「エモーティコン」は、「emotion (感情)」と「icon (アイコン)」の混成語です。 日本の顔文字とは異なり、英語の顔文字は横を向いています。

6. ラマとアルパカ

ラマ(左)はアルパカ(右)よりはるかに大きく、体高は平均120cm前後にも達します。一方、アルパカの体高は平均90cm。 ラマよりも細かく柔らかいアルパカの体毛は、アルパカウールとして衣料産業に重宝されています。また、アルパカの耳はまっすぐ立っていますが、ラマの耳はやや曲がっています。

7. 野ウサギと飼いウサギ

野ウサギはペットとして飼育される飼いウサギに比べ、体格が大きく、体重も重めです。ほとんどの野ウサギは長くて大きな耳を持っており、飼いウサギは小さく丸みのある短い耳を持っています。

8. アシカとアザラシ

アシカ(左)とアザラシ(右)はいずれもヒレのような脚を持っていることから「鰭脚類(鰭脚目)」に分類される海生哺乳類です。陸上では転がるか前足を使い滑るしか移動手段がないアザラシとは異なり、アシカは前足と後足を器用に使い歩くことができます。陸の上ではアシカに比べ動きの遅いアザラシですが、後足が発達しているため水中ではアシカより早く泳ぐことが出来ます。アザラシには耳たぶがなく、耳の穴が開いているだけですが、アシカには小さな耳があります。

9. スナメリ(ネズミイルカ)とイルカ

スナメリ(左)とイルカ(右)はよく似ていますが、それらを区別する方法があります。 イルカが長い鼻を持っているのに対し、イスナメリは丸く短い鼻が特徴的です。イルカはやや細身でカーブを描くような体のラインをしていますが、スナメリはややずんぐりとした体格です。

10. パニールと豆腐

日本人にとってソウルフードの一つでもある豆腐。海外でもヘルシーフードとして浸透しつつありますが、日本の豆腐とは少し異なる、なんだか硬めの不思議な質感の「Tofu」も多々見かけられます。一方、豆腐に見た目が似ているインドのチーズ、パニール。外国人の中にはパッと見、混同してしまう人もいるそうです。(日本人にとってはありえない!という人も多いかもしれませんね)しかし片や乳製品、もう片方は大豆製品、当然全く異なります。どちらも高たんぱく食品として知られています。

似て非なる二つのアレコレ。あなたも知らなかったプチ知識はありましたか?