【愛犬をトラ柄にしたインドの農家】ヒドイ!と思いきや、その理由が切実すぎて怒る気になれない

不自然なカラーリングを施された犬や猫。ネット画像などで目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。 本来、動物には必要がないはずの人工的な染色加工。動物専用の低刺激カラーリングが使われているものの、含まれる薬剤によってはアレルギー反応により皮膚疾患や呼吸困難を起こすケースもあり、動物の健康面への影響が全くないというわけではありません。

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2019年10月には犬をパンダ柄に染色した中国四川省のペットカフェに対し、中国国内からも批判が集中しました。

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動物愛護の観点から、ペットのカラーリングに対して批判的な意見が年々高まりつつある中、インドのカルナータカ州シヴァモッガ県でトラ柄にペイントされた犬が話題を集めました。

YouTube/The Times of India

地毛の薄茶色の上に、黒くトラ柄ペイントが施された飼い犬の姿が!

「ペットをトラ柄にペイントして遊ぶなんて、ヒドイ!」と憤ってしまう人も多いかもしれません。でも、このトラ柄ペイントの背景には切実な事情があったのです。

シヴァモッガ県周辺の農地では、野生の猿が農地の作物を食い荒らし深刻な被害を及ぼしており、地元農家のSrikanta Gowdaも猿害に悩まされていました。猿は天敵のトラを恐れるため、トラのぬいぐるみを置くという対策もとったものの、最初の方こそ効果はあっても長続きはしませんでした。

そこでSrikanta Gowdaがとった苦肉の策が愛犬のトラ柄ペイントだったのです。

YouTube/The Times of India

実査にトラ柄を施した愛犬に農場をパトロールさせたところ、効果は抜群。「トラ柄犬」の姿に怯えた猿は農場に近寄らなくなったのです。どうやら本物のトラだと思い込んだようです。

YouTube/The Times of India

人間の目にはどう見ても犬ですが…茂みの中を動くシマシマ模様を見た猿は「ここはヤバイ!」と危機を察知したのでしょう。

YouTube/The Times of India

現在ではこの地域一帯の農家が猿被害対策として同様の方法を取り入れているそうです。

こちらから動画をご覧いただけます:

猿を捕獲したり駆除することなく、トラ風に見せかけた犬で農地に寄せ付けないようにする対応策。ペットをカラーリングするという点ではネガティブな側面もありますが、猿による深刻な被害に悩まされる農家の人々にとっては画期的な解決策となったようです。あなたはどう受けとめますか?

出典

bq-news.com

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