高校生に倫理的問題を出した高校教師。しかし返って来た答えはあまりにも意外なものだった

こんな有名な倫理の問題があります。

暴走したトロッコの先には5人の作業員がおり、
路線を切り替えれば1人の作業員がいます。
このときあなたは路線を切り替えますか?

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「ハーバード熱血教室」などで知られるサンデル教授がしばしば学生に問いかけたことで有名になったこの倫理的な問題。

この問題を、学生に問いかけてみたある高校教師のツイートが、大きな話題を呼んでいます。

これを昔、授業でやったら「なぜ助ける必要があるのかわからない。俺は傍観者だから放置して5人が死んでも責任はない。でも切り替えたら俺の責任になる」と言った生徒がいて衝撃を受けた。確かにその通り。「5人の人に感謝されるメリットよりも、1人の遺族に責められるデメリットの方が大きい」と。

高校教師は、こんなツイートも付け加えています。

世の中は「良いか悪いか」という議論では済まないことも多い。特にオトナの世界では、「誰が責任を取るのか」「誰がカネを出すのか」という打算的判断やポジショントークが蔓延している。哲学的な正しさも、現実を目の前にするといかにも弱い。学校で教える正しさが世の中で通用しないことも多いのだ。

この教師は、救えたかもしれない命を見過ごして打算的な考え方をする生徒の回答に大きな疑問を持ったようです。しかし、この高校教師の考え方に反論するツイートも続々と寄せられました。

そもそもこの問題は、「トロッコ問題」と呼ばれる思考実験で、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という道徳的ジレンマをはらんでいます。

幸せを数値化して量が多いことを善とする功利主義にのっとって考えれば、1人の命を犠牲にして5人の命を救うのは正しいかもしれません。しかし量や数では測れないとするカントの定言的道徳原理にのっとるのであれば、誰かを他の目的のために利用すべきではなく、1人の命であっても犠牲にすべきではありません。

このように様々な正解があってしかるべきなのですが、この高校生の発言のように、人間の利害や感情が絡んでくると話はさらに複雑になります。

このトロッコ問題、皆さんはどう思いましたか?ぜひシェアして、友人や家族の意見を聞いてみてはいかがでしょうか。

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