おもしろ・びっくり
銀行カード入りの財布を落とした男性。その後なぜか口座にお金が4回振り込まれた…しかし理由を知ったとき、思わず「嘘だろ」と声をあげた
お財布はお金や銀行のキャッシュカード、身分証明証など毎日の暮らしに欠かせないものを入れている大切なもの。
そして、これを落としてしまった日にはもう大変。落胆している心にムチをうち、お財布の捜索活動、加えて中に入っていた銀行のキャッシュカードやクレジットカードの停止・再発行手続きなど、すぐにやらなくてはいけない事が意外と多く、途方に暮れている暇はありません。
ロンドンに住むティム・キャメロンさんもそんな一人。ある日、彼は仕事から帰宅する道中、お財布を落としてしまいました。もちろん、その中には銀行のカードも入っていました。
「お金を取られてしまうかも…」という不安と同時にさらに彼を落胆させる事がもう一つ。お財布には彼の身元や連絡先がわかるものが一切入っておらず、万が一、親切な人がお財布を見つけたとしても彼に連絡する手段がありませんでした。
ティムさんは途方に暮れながらも、念の為に銀行口座を確認することにしました。すると謎の入金が4回…お金は取られていなかったのですが、なぜか見ず知らずの人から振込があったのです。そして通信欄をよく見てみると…
1回目: HI.I FOUND YOUR（こんにちは。あなたのを見つけたよ）
2回目: WALLET IN THE ROAD（道で財布を）
3回目: ０７７…（電話番号）
4回目: TEXT OR CALL!（メッセージか電話をちょうだい！）
「こんにちは、道であなたのお財布を見つけました。077（電話番号）連絡ください！」
なんと4回に分けてのお財布を拾いましたとのメッセージが。
I just lost my wallet on the way home from work. I didn’t have much identifying info in there so a good Samaritan got in touch with my via my… bank account 🤯
4x transfers of £0.01 each with a reference up to 18 chars pic.twitter.com/RVK8I1ZctQ
— Tim Cameron (@Timcammm) 14 October 2019
お財布を拾ってくれた人は振込時の18文字という制限のある通信欄に試行錯誤しながら、ティムさんに連絡をしていたのです！このメッセージのおかげでお財布は無事にティムさんの元に戻ってきました。彼は拾ってくれた方に後日赤ワインのボトルでお礼をしたそうです。
嘘のような本当の話。振込の際の通信欄を使うという、機転が利いたアイディアに脱帽するとともに、拾った方の親切で一生懸命な思いに心が温まります。ティムさん、お財布が見つかって本当に良かった！
