家族の伝統にちなみ、25苗字をミドルネームに持つ女の子

欧米ではミドルネームを持つ人は多く、祖父や両親の名前、感銘を受けた歴史上の人物や著名人に由来した名前がミドルネームに使われることが多いよう。 複数のミドルネームを持つ人も珍しくありません。

しかし、英国イングランド中部ウェスト・ミッドランズ州の都市ウルバーハンプトン在住のマリア・ブラウン(44歳)が娘ウィロウ(10歳)に名付けたミドルネームに匹敵するものはそうそうないでしょう。ウイローはなんと25のミドルネームを持っているのです!

しかしなぜそんなに長いミドルネームなのでしょう?その理由は、ウイローの祖父が始めた「家族の伝統」にありました。熱狂的なボクシングファンである祖父ブライアン・ブラウンは、ボクシングの試合観戦のため、飛行機で世界各国を訪れるほどでした。ウイローの母である娘マリアに伝説的ボクサー25人の名前を付けるほど、ブライアンのボクシングにかける情熱はとどまるところを知りませんでした。

そしてマリアからこの「伝統」は娘ウイローに受け継がれたのでした。その結果、ウイローの出生証明書はものすごいことに...

氏名: 「ウイロー・サリバン・コルベット・フィッツシモンズ・ジェフリーズ・ハート・バーンズ・ジョンソン・ウィラード・デンプシータニー・シュメリング・シャーキー・カルネラ・ベア・ブラドック・ルイ・シャルル・ウォルコット・マルシアーノ・パターソン・ヨハンソン・リストン・クレイ・フレイジャー・フォアマン・テイラー・ブラウン」

これはすべて、1885年から1973年の間にヘビーウェイト級世界チャンピオンのタイトルに輝いたボクサーたちの苗字です。それにしても、長い! 落語の「寿限無(じゅげむ)寿限無、五劫(ごこう)のすりきれ 海砂利水魚の水行末...(以下略)」を地で行くような名前です。

「でも伝統を引き継いだのはウイローだけではありません。次女のオータムも同じミドルネームを持っているのです」とマリア。

しかしその長すぎるミドルネームのせいで苦労も多いようです。

「ウイローはまだ自分の名前を全て暗記できてはいません。私も大人になるまでは覚えきれませんでしたから」と母マリア・サリバン・コルベット・フィッツシモンズ・ジェフリーズ・ハート・バーンズ・ジョンソン・ウィラード・デンプシータニー・シュメリング・シャーキー・カルネラ・ベア・ブラドック・ルイ・シャルル・ウォルコット...(以下略)は語ります。

いつかウイローも自分の名前を難なく暗唱できるようになる日が来るのでしょう。氏名を全て記入する場合、どのくらい時間がかかるのか気になるところです...

熱狂的ボクシングファンの祖父が始めたまだ歴史の浅い家族の伝統ですが、ウイロー姉妹の子供達にも受け継がれるのでしょうか。

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