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ジーンとくる話

オーストラリアの火災で大ピンチの野生動物たち。しかし荒れ果てた野でウォンバットがした行為に目を見張った

10億。一体何の数かわかりますか?実はこの数字、オーストラリアで猛威を振るう森林火災によって命を奪われた動物たちの数。森林火災は昨年の9月から続いており、数多くの動物たちと24名の人々の命を奪うなど、未曾有の被害を拡大させ続けています。

被害を受けている動物たちの中には、カンガルー、コアラ 、ウォンバットなど、オーストラリア固有のものもいます。火傷を負った動物の姿や焼け野原に佇む彼らに胸が痛みます。

しかしそんな中、グリーンピース・ニュージーランドがInstagramにポストしたある投稿が話題になっています。

実際にその投稿をご覧ください!

「オーストラリアからの報告によると、数えきれないほどの小動物が、ウォンバットたちが巣穴をシェアしてくれるおかげで、火の手から逃れているようです」

なんと言うことでしょう!オーストラリア固有の有袋類で、人懐っこいことでも知られるあのウォンバットが、他の動物たちに自分たちの巣穴をシェルターとして使わせてあげていたのです!可愛い顔して、なんて懐の深い生き物なのでしょう!

これにはTwitter民も大興奮!

ただし専門家によると、ウォンバットはかなりの近眼で、食べ物と土しかほとんど見ていないそう。実際のところは、他の動物たちが自分たちの巣穴に侵入してきたことに気づいていないだけかもしれません…しかしウォンバットの巣穴が野生動物たちの命を助けていることだけは間違いない事実。グッジョブ!ウォンバット!ですね。