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えらい

血のついた靴下をはいた男の子を助けた警察官

「警察は市民の味方」という言葉を耳にしたことがありますか?時として皮肉を込めた口調で使われることの多い表現ですが、皮肉無しに心からそう思える状況があることを、今日紹介する出来事が証明しています。

2018年6月13日、2人のアメリカ人警察官と少年の出会いが大きな感動を呼んでいます。米ワシントン州の街・タックウィラの警察署が下の写真とそれにまつわるエピソードをFacebook上に投稿しました。

「A巡査部長とB巡査(謙虚な2人の名前は、ここでは伏せて起きます)は昨日の午後、カスケード・ビュー公園を巡回していました。するとこの男の子が2人の目につきました。友達と遊んでいるようで、足には汚れた靴下を履いているだけでした。

どうやら足を切ってしまったようで血が出ていたので、A巡査部長は傷に絆創膏を貼ってあげ、靴はどこかと尋ねました。すると男の子は、靴を持っていないと言うのです。最後に履いていた靴は、小さすぎてもう履けないと言います。

A巡査部長は男の子のための新しい靴を探しに行きました。B巡査は男の子とその友達とA巡査部長の帰りを待つことにしました。

戻ってきたA巡査部長の手には新しい靴と、アイスの箱が。暑い夏の日に食べる冷たいアイスは格別ですよね。B巡査が男の子に新品の靴を履かせた後、みんなで一緒にアイスを食べて、それからお別れしたそうです」

心優しい巡査部長と巡査ですね!男の子に靴を買うのは本来彼らの仕事ではありませんが、そんなことなど気にも留めず、正しい行いをした2人に拍手を送りたいですね。やっぱり「警察は市民の味方」であって欲しいものです。