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ストーリー

【プヨプヨの逆襲!】おバカなアイディアで近隣住民を配管騒動に巻き込んだ21歳

隣人トラブルと聞いたら何が思い浮かびますか?午前3時に大音量の音楽?階段の吹き抜けがゴミだらけ?そんなトラブルが可愛く思えるような大騒ぎを起こした若者がいます。建物中の排水パイプをぷよぷよのボールで詰まらせてしまったのです。

ぷよぷよボール、ご存知でしょうか。鉢植えなどの飾りと水分補給を兼ねた小さな色つきのゼリーボールです。色のついたボールは、水に浸けるとゆっくりと水を吸収して10倍ほどに膨らみます。その後、ゆっくりと水が蒸発し、植物の水分補給を助けるというアイテムです。

このカラフルなウォーターボールを入れた「ボールプール」は、夏のレジャーアイテムとして、子どもから大人にまでたちまち大人気になりました。

このぷよぷよボールを使った馬鹿げたアイディアを思いついた若者がフランス出身のユーチューバー、シリル。視聴者に注目してもらおうと、小さなぷよぷよボールをバスタブにたっぷり入れて動画を撮ることにしたのです。

バスタブに水を加えた後、ボールをたっぷり入れ、膨らむのを待ち、カメラの前でぷよぷよボールのお風呂に入るという動画を撮影したシリル。

ここまでは順調でした。ただ、ぷよぷよボールの処分方法までは考えていなかったシリル、どうすればいいか悩みます。彼はとりあえず栓を抜いてボールを排水口からそのまま流すことに・・・

当然といえば当然ですが、半固体のぷよぷよボールはパイプを詰まらせ、トイレや洗面台など、あちこちからカラフルボールが出てくる始末…

しかし、悲劇はそれだけではありませんでした。混乱したシリルは掃除機でボールを吸い取りはじめます。でも、掃除機はあっという間に詰まり、煙を出して爆発音とともに静止…

するとドアをノックする音が、、。ドアの外に立つ隣人の手にはカラフルなボールが。彼はなぜこんなものが排水管から出てきたのかと聞きにきたのでした。

視聴者の1人が、排水管に塩を注ぐアイディアを出し、さっそく実行。最初は効果があったように思われましたが、すぐに気持ちの悪い茶色の液体が出てきました。

彼のアパートのパイプが通っている庭には何百ものカラフルなボールが散乱。さらに、彼は家の前の通りの排水溝でボールの残骸があちこちで見つかる動画を撮影しています。この動画は世界中で話題となり、瞬く間に拡散。

その後シリルは、市から警察が犯人を探しているという手紙を受け取ったと主張しています。

ただし、これはちょっと疑わしいようです。ある視聴者が市長に問い合わせたところ、市長はそんな話は聞いていないと言ったそうです。さらに、シリルの家のパイプは近隣とはつながっておらず、通りにまでボールが散乱することはありえないと。

もしかすると、シリルの悲劇は自作自演だったのかもしれません…どこまでが??