逃亡犯条例の撤回求める香港デモ救急車に道をあける

犯罪の容疑者を中国本土へ引き渡すことを可能とする「逃亡犯条例」の改正に反対する市民と、それを鎮圧しようとする公安警察との対立が激化する香港。その香港デモで起きた感動的なエピソードが今、ネットで話題となっています。

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6月16日に行われた抗議デモに参加した人の数は、香港史上過去最多の200万人といわれていますが、デモの様子が撮影されたある動画が「日本のメディアもこういうの報道したら良いのに…」「日本人が忘れてる心を見た」とTwitterを中心に大きな反響を呼んでいるのです。

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その動画をTwitterへ投稿したのは、香港出身の学生活動家周庭アグネス・チョウ)さん。若干22歳の彼女は2014年の香港民主化運動「雨傘革命」をリードしたことでも知られ、日本文化に精通し、独学で日本語を習得した秀才でもあります。

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それでは、アグネスさんの投稿した香港デモの動画をまずご覧ください!

それは200万人という途方もない数の民衆が、びっしりと道路の上を埋めながら行進中に起きた出来事。画面後ろ左側から警告灯を光らせた救急車が走ってくるのが見えます。

すると次の瞬間、まるでモーゼが「海を割った」奇跡のように、その場にいたデモ参加者たちが皆、颯爽と救急車の前に道を作りはじめたのです!

別のアングルから撮影されたこちらの動画ではデモの参加者たちが救急車に道を譲った後、拍手をしているのが見てとれ、それはまるで救急車の運転手さんに「ありがとう」と言っているようにも見えます。

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アグネスさんが投稿したこちらの動画にはすでに11万件を超える「いいね」が寄せられ、5万件以上リツイートされています。投稿のコメント欄には「デモと暴動の違い」や「当たり前のことを自発的に皆できちんと実践できるって素晴らしいことですね」といった意見が多数寄せられています。

いかがでしたか?こちらの記事では接近してくる救急車が追い越しできるように天皇陛下のご車列が停止したエピソードを紹介しましたが、当たり前のことを当たり前にできる香港の国民性に脱帽です。渋谷のスクランブル交差点で同じ状況が起きたら、果たして日本人は同じ行動がとれるでしょうか。

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