台湾で倒れた日本人男性は、治療費が払えなかった。しかし台湾の会社経営者が…

皆さんは台湾と聞いて何をイメージしますか?沖縄から飛行機で1時間半ほどで行けてしまう身近な海外とあって、強い親近感を抱いている人も多いでしょう。 実は台湾の人々も同じように日本にはかなり好意を抱いているようです。それを証明するかのような出来事が2014年に起きていたことを、皆さんご存知でしょうか?

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台湾の「中時電子報」によれば、ことの発端は、出張で台湾に滞在していた50歳の日本人男性が、日本へ帰る飛行機の中で脳幹出血で倒れてしまったこと。飛行機はすぐさま台湾に引き返し、台湾の病院の集中治療室で男性は緊急オペを受けることになりました。日本で連絡を受けた男性の家族は、男性を日本の病院に搬送して欲しいと頼んだそうです。しかし事態は一刻を争います…手術はそのまま台湾で行われました。

inside the airplane

命を取り留めた男性でしたが、当然問題となったのが治療費。もともと台湾に長くいる予定ではなかったその男性は保険に入っておらず、治療費は途方もない額になってしまいました…それはとても個人の払えるような額ではなかったのです。家族は、借金を背負うことを覚悟せざるを得ませんでした。

Inauguración del Hospital Municipal de Chiconcuac

絶望に打ちひしがれていた家族でしたが、病院側が伝えてきた事実は驚くべきものでした。なんと治療費は払わなくて良いと言うのです。一体何が起こったのか、家族はその時よく理解できませんでした。

実はニュースでこの出来事を知った匿名の台湾人会社経営者が、秘書を通して病院に治療費約560万円の資金を送金していたのです。一体なぜ、見ず知らずの日本人男性のためにそんなことを?その理由はさらに驚くべきものでした。

その匿名の会社経営者からのメッセージを、秘書は病院に伝えていました。

「5年前、私は長野県でスキー中に、頚椎を損傷してしまいました。その時に長野の病院で受けた丁寧で手厚い治療に感動して、いつかこの恩に報いたいとずっと思ってきたのです。日本人に恩返しをする機会を与えてくれてありがとう」

そして経営者は、このお金は返す必要はないが、もし周りに助けが必要な人がいたら、その人を助けてあげてほしいというメッセージも付け加えていました。ことなきを得た男性の家族は、ただただ台湾の人々に感謝するばかりでした。

このあまりにも感動的なストーリーに、Twitterでも感動のコメントが相次ぎました。

いかがでしたか?以前にも台湾に流れついた日本のカメラの持ち主を台湾の人々が探してくれたストーリーをご紹介しましたが、いつでも日本と台湾は持ちつ持たれつの関係です。これからもますます日本と台湾の絆が深まっていくことを願ってやみません。

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